会社や学校でスケープゴートになっていないか
自分だけが悪いわけではないのに、何故か集団の中の悪者になってしまう。
そのような経験をした人は、集団の中でスケープゴートにされたのかもしれません。
安定しているように見えるコミュニティも、実は少数や1人を犠牲にして成り立っているだけかもしれません。
そのような犠牲にならないために、もしくはなっていることに気が付けきたい。
そこで、スケープゴートになりやすい人はどんな人なのか書いていきます。
■スケープゴート理論とは
スケープゴート理論とは、
「コミュニティの円滑な運営のために、少数の犠牲者を作ること」
人は責任の所在がわからない場合、少しでも責任のありそうな特定の人に責任を負わせることで、自分を守ります
その時に、責任を負わされる人のことをスケープゴートと言います。
スケープゴートの例として
いじめ
不倫叩き
集団での差別や無視
などあげられます。
■なぜ起こる?
人はなぜスケープゴートを作るのか?
答えは、自分の安全を守るためです。
人は不安な状況に長時間は耐えられません。
それでも、その状況に耐えていかなければいけないときってありますよね。
そんなとき責める対象を作ることで、自分の心を落ち着かせて、不安な状況を乗り越えようとします。
この時、生まれる人こそスケープゴートです。
つまり、人の不安を肩代わりするための犠牲なんです。
■スケープゴートになりやすい人
では、スケープゴートになりやすい人はどんな人か?
答えは不安解消に役立つ人です。
具体的にすると、多くの人から嫌われている人です。
多くの人とは、コミュニティの中の多数派だと思えばいいです。
その人たちから嫌われていたり、避けられていたら理する人はスケープゴートになりやすいです。
なぜなら、攻撃しやすいからです。
クラスでいじめられていた人や、社内で避けられている人は同時に攻撃されやすくなっていると思います。
なぜ攻撃しやすいのか?
それは攻撃しても自分の不利益にはならないという安心感があるからです。
人が攻撃をしない理由を考えると、攻撃することで自分も攻撃されるという恐怖があるためだと思う。
攻撃しやすい人は、本人からやり返されないという理由から、攻撃する側にとって都合のいい相手になっています。
■環境を疑ってみる
スケープゴートになると、コミュニティの中で悪者にされてしまいます。
そうなったとき、自分がダメなんだと責めてしまうかもしれません。
でも、そんなことはありません。
あくまで、攻撃されやすい人だから攻撃されるだけで自分を責めるほど悪くありません。
むしろ、ひとりの人をスケープゴートにしなければ成り立たないそのコミュニティに問題はあります。
まずは、自分を責めないこと。
そして、攻撃されにくい人=反撃する人になる準備を始めてみてください。
反撃は、言い返す。
一回だけやり返す
もっと偉い人に直談判
など、この人には攻撃しないと思われるような行動をとってみてください。
もし無理そうなら、逃亡でもいいと思います。