他人に振り回されないために最初にすること【自分の感情を紙に書く】
僕は普段怒らないで年に1回のペースで大爆発を起こすタイプでした
学生時代は大爆発したせいでクラスで良く話していた人とそれ以降2度と喋らなくなりました
また我慢していたのは怒りだけじゃありません
喜びや好きという感情も我慢して自分の中で無かったことにしていたみたいです
その結果、好きなことを聞かれてもまったく思い浮かばなくてなっていました
「好きなことを仕事に」「個性の時代」と言われているなかで、自分は個性や好きなことを見つけられなくて苦しかったです
最後は他人に振り回されまくって、適応障害にまでなりました
我慢していたのは自分を出すと周りから攻撃されると思っていたからです
でも、これからは我慢よりも表現していきたいと思っています
そのためには自分の感情に正直にならなければいけません
ただ今まで無視してきたのに、感情を表現しようと思っても難しかったです
そこで始めたのが、紙に自分の考えていることを書くこと
我慢することが多かったり、自分の好きなことが分からなくなっている人が自分の感情を出すための最初のステップとして適切かなと思います
■自分の感情を文字にする
エリート層に比べて、幼稚園児の方がクリエイティブという説もあります
それは、幼稚園児たちが考えるよりも手を動かすことが多いからだそうです
僕は頭だけで考えることが多かったので、幼稚園児に習って手を動かしながら思考していくことにしました
それが、紙に書くに繋がります
紙書かずに行動すればという意見もあるかと思います
手っ取り早いの行動することです
でも、行動すると他の人に影響が出ます
影響が出ると、反応が返ってくると思います
人はいきなり変化すると反発することが多いです
特に今まで真面目だった人が自分の意見を言い出した時は攻撃されることもあります
そうなると、「自分のことを話すの怖い」ってなってまた逆戻りです
最終的には人とのコミュニケーションの中で自分を出せるようになれればいいですが、最初は自分に中だけで収めておくのが賢明です
■試してよかった自分の感情を回復する方法
2つとも基本は紙とペンさえあればできます
どれも自分の中でよかったと思うものです
◇書きなぐり
最初は本当に何も思い浮かびません
それなのに制限を加えてしまうとなお出てきません
じゃあ、何も気にせずに書いてみようということで紙に書きなぐります
方法は、文法・内容・誤字・脱字を全く気にせずに紙を文字で埋め尽くすまでなんでも書くだけです
そうすると、きれいに書こうとか、これを書かなきゃいけないという縛りがなくなるので素の自分を出しやすいです
人は頭だけで考えていると、都合の良いように解釈したり、気分が落ちているとネガティブに物事をとらえてしまいます
僕がやったときは、不満やストレスの原因になっているものなど本来なら見て見ぬふりをする自分の醜い部分を知ることができました
特に我慢している人はなんとなく嫌なものを感じながらもそれを心の中にしまい込んでいるのではないでしょうか
感情がわからなくなるときだいたい怒りを出せないことが原因なので、汚い言葉でも書き出してみるといいです
単純にストレス発散にもなります
◇空想質問
子どもの頃の自分が創造的であったのは「できない」と思うことが少なかったからだと思います
それが大人になるにつれて「できない」と思うことが増えて、視野を狭くしています
特に感情に蓋をした年齢が早かった人は「できない」と思ったキャリアが長い
そのような「できない」という感覚を一度捨てて、やりたいという感情を出すトレーニングとして行ったのが空想質問です
真っ白な状態で何でも書いていいですよと言われると逆に書けなくなる時におすすめの方法です
紙に題名として以下の質問を書いて自分で考えてみました
「もし1兆円あったらなにをするか」
「どこでもドアがあったらどんな世界になるか」
「誰も働かなくて良い世界になったらどうなるか」
最初はネガティブなことが思い浮かんだのですが、辛抱して何日かやった後は前向きな内容になってきました
■自分の感情が嘘だと思うとき
自分の感情に意識的に向き合っていると、途中でこれは自分を偽っていると感じたりする
むしろ今まで自分の感情に嘘をついていた状態なので、その癖が出ているんだと思う
人間は変化したいと思うと同時に、変化を嫌うようにできているため元の癖が出てくるんですが
これは悪魔のささやきみたいなもので自分が良い方向に行こうとするのを最後の力で止めようとしているだけなので、この感情こそ無視しました
■他人に振り回せれないために自分の感情を無視しない
自分の感情を無視していると他人に振り回されます
なぜなら僕は自分の好き嫌いを知らなかったからです
そのせいで嫌なこともその場で嫌で考えずとりあえず受け入れることにして、あとから嫌だな感情が来ました
仕事を引き受けるときなどはその場であとから断りたいと言っても無理だと思うのでその場で嫌だということに気が付きたいです
そのために今まで感情を殺していた人は自分の感情を無視しないでいきたいです