【我慢しない】我慢を辞めるヒント【あなたには権利がある】
日本ではおもてなしの名のもとに一部の人に我慢を強いているのではないでしょうか
昔はそうしないと成り立たなかったのかもわからないですが、それって奴隷と変わらないですし、少なくとも今やする必要がなくなってきています
ですが現状ではまだまだ我慢している人がいて、毎日頑張っている人が、苦しんでいる人がいると思います
少なくとも僕がはそうでした
僕はこれからは我慢しなくてもいいと思って生活してます
僕以外にも我慢することで、苦しんでいる人がいたら是非読んでほしいです。我慢しない生活のヒントになるかもしれません
我慢とは
僕は我慢とは自ら悪い契約を受け入れてしまっていることだと思っています
圧力に屈して、自分を顧みることなくしてしまった契約です
その悪い契約のまま関係は継続していくので、どんどん苦しくなっていくのです
我慢を続けるとどうなるか
自分が我慢しているということは、誰かが代わりに得をしているということです
契約の話で言うと有利な条件で契約が結ばれた側がいて、ラッキーと思っているのです
この関係が長く続けば続くほど相手は得を、自分は損を積み重ねていきます
なぜこのような契約をしてしまうかというと、僕がそうだったのですが、この関係を続けることで相手に好かれようとしているんです
ですが、好かれるどころか相手はラッキーなカモとして思っていません。利用しようとしてきます
また心理面では、我慢を続けることによって、自分の感情が麻痺してきます
この状態になると、自分の好き嫌いをはじめ、自分が何をしたいのか、したくないのかが分からなくなってきます
大学まで勉強してきて、就職の時にやりたいことを聞かれても答えられないのは今まで自分を殺して我慢が多かった人だと思います
自分には権利がある
僕たちは受け入れる権利と断る権利を両方持っています
自分が損することを受け入れてしまっているのは先ほどの契約の話でいうとは断る権利を放棄してしまっています
もしくは自分が断わる権利をもっていることを成長過程で忘れてしまったのかもしれません
本来の契約であるならば、双方の合意がないと成立しないですし、相手が悪い条件を提示してきたら、契約しません
それと同じように相手があなたが我慢をすることが前提の提案をしてきたら断わっていいのです
断わっていいこと、それが自分の正当な権利であることをまず自覚してください
自分の権利を自覚するために
今まで権利を放棄してきた人は自分の権利があることを忘れてしまっていたり、自覚していても権利を使うことに罪悪感を覚えているかもしれません
ですがそれは勘違いであり、心の歪みです
心の歪みは今までの経験をもとに形作られているので改善は大変です。ですが絶対に改善できます
具体的に何をやるかというとほとんどのことにNOということです
本来なら自分でYESかNOかを判断し、答えを言うのですが、今まで我慢してきた人はその判断軸が曖昧なため悩んで自分を苦しめます
なので、極端ですが今までYESって言ってきたものをすべてNOと言ってしまうのです
これで何がしたいかというと、NOを言っても変化がないことを自覚してほしいのです
その経験を新たに築いていくことで自分に権利があることを自覚出来ます
すべてにと言いましたが、分野を絞って、比較的断わりやすい、ダメージの少ないところすべてを断ることから始めてみてください
僕の場合は遊びや仕事関係の飲み会などの誘いをすべて断りました
結果として、断ってもまた誘ってくれることが分かったのと、めんどくさい関係から解放されました
人それぞれやりやすいところから始めてみてください
自分の感情を呼び覚ます
我慢を続けることのデメリットとして感情が麻痺するということをお伝えしましたが、これも麻痺から正常な状態に戻すことがおすすめです
感情が麻痺したままだと幸福度が下がるし、YESかNOかの判断軸がはっきりしてこないからです
なので自分の感情を取り戻すために僕の行った方法を紹介します
・5行日記
最初の内は麻痺状態なので自分の心の声を聴くことが難しいです。なので「散歩が楽しかった」「漫画が面白かった」「この人はうざかった」など本当に簡単な文章を一日に5個書くことから始めました。
初めての時は5行書くのも大変でしたが、やり続けると文章が具体的になって「散歩をして歩いていると心が落ち着いて気持ちがいい」「漫画のこのシーンは今までの積み重ねも相まって感動する」「この人の人を物扱いするところが気に入らない」と少しずつ具体的になっていきました
最初の内は本当に自分の心が分からないのでこれぐらい簡単なことをやるのがおすすめです。またその日の出来事に点数をつけるのもいいです
ちなみにこの方法は岡田斗司夫さんの本を参考にしました
・殴り書き
5行日記は書く形式を決めてやっていましたが、本当にきつかった時は一枚の紙に形式や書くことを決めずにひたすら殴り書きをするということをやっていました。汚い言葉もでたし、文法もめちゃくちゃですが、とにかく書きました
単純に発散になるし、書いていくと頭からイライラなどが抜けて冷静になることができます
何かの制限があると感情が出せないというなら一度こっちの方法を試してみてください
ただひとつルールがあるとすれば、誰にも見せないということ。これだけは守ってください
もし我慢を強いられたら
我慢というのはだいたいの場合、他者からの圧力によって生じるものです
相手が無意識のうちに我慢を強いてくるようなまだ救いがあり、自分を改善させることで対応できますが、もし相手が故意に我慢を強いてきたらどうするか
それは【説明を求める】です
自分がYESかNOかを判断できるだけの材料を相手に用意させて、説明を要求してください。何かを提案するなら相手にとってそれは義務です。できならいなら断ってもいいと思います。それを自分の判断の材料にし、それができないなら反射的に断るという自分ルールを作っていいかもしれません
それでもし、相手が「とにかくやれ」「とりあえずお願い」と言ってきたら、相手は利用しようとしてきているだけなのかもしれないので、距離を取ることを選択肢に入れてもいいと思います。最終手段【逃げる】です
物理的には難しそうなら、少なくとも心理的に【逃げて】ください
逆にした方がいい我慢
これまで我慢をしないことに焦点を当ててきましたが、逆にした方がいい我慢について僕の意見を言いたいと思います
僕が必要だと思う我慢が今までの自分の怠惰を改めるための我慢です
契約の話でいうと自分が有利で相手が不利な契約をしてしまっていた場合、それを改めて自分が本来受け入れなければいけないことをする必要があります。それを自分が損をしていると考えるのはおかしいです
また生活習慣を改善したいと思ったときも最初は今までとは違うことをしなければいけないので我慢が必要です
そしてなによりも、今まで自分の権利を放棄するという怠惰をしてきた僕たちも罪悪感を我慢して自分の幸せのために我慢していかなければいけません
この我慢だけは僕の中ではしていい我慢です
最後に
たまに「自分たちが我慢してきたんだから下の世代も我慢しろ」ということを聞きますが、ひどい暴論だと思います
僕は自分が今まで我慢して苦しんできたからこそ、他の人にはこの苦しみを味わってほしくないと思います
もしこの分を読んでくださっている人がいて、自分が我慢してきたなと思っていたら、今までの自分の頑張りを認めつつ、今日から我慢しない人生をはじめ、周りやこれからの世代の人には我慢を強要をせずに生きてほしいです。僕もそうします
そして我慢を強いる負の連鎖を止めていきませんか?