えるばブログ

3年前の自分に言いたい人間関係・性格との向き合い方を書くブログ

挑戦に不安を覚えるなら、貯金や資格取得もあり。

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僕の大好きな漫画『銀魂』では、冒険の反対語として、実家という表現を使っています。初めて見た時、「確かに!」と思って以来、なんとなく気に入っているフレーズです。

 

 

挑戦することを過剰に求めているように感じています。もちろんチャレンジすることは大事だけど、前提として実家のような安心感を確保してからじゃないと怖くて動けないということもあります。

とはいっても、会社や家族や社会に安心を感じないこともあります。なので、安心感は自分で獲得するしかないです。

 

挑戦の妨げになる不安は、お金や仕事に関することすればいです。なので、安心感を得るにはお金や仕事の不安を消す行動をするということになります。

 

本記事では、お金や仕事の不安を消す行動として、貯金や資格取得を勧めています。

今の人間関係がうまくいかなくて、離れたい、新しいことに挑戦したいけど将来が不安という人は、万が一への備えが必要です。

 

■過剰に挑戦を求められる

企業のホームページや採用情報を見ていると、挑戦する社員、チャレンジという言葉を目にします。また、TwitterなどのWEB上でも挑戦を煽るような文言が多いです。

そして、何より挑戦という言葉を目にした人個人が現状の職場環境や自分に対して、物足りなさや不安を感じて、挑戦してみようかなというい気持ちになるんだと思います。

そこで奮起して、挑戦できる人ももちろんいます。

 


一方で、挑戦に不安を感じる人も多くいるのではないでしょうか。僕は挑戦することはいつも怖いなと感じています。

僕のような挑戦できない人に対して、飛び込んでみろというアドバイスや、リスクを背負わないと、大きなリターンも得られないよみたいなことを言う人もいます。

正しい助言かもしれないけど、僕は、以上のような言葉は、不安を抱えている人に対して、ただ挑戦を煽っているだけのような気がしてしまい、挑戦してみようかという気は起きません。

 


挑戦に不安を抱えている人は、挑戦の結果今よりも悪い状況になったり、修正不可能な自体に陥ることを恐れるからです。だからこそ挑戦するためには、意思以外の確実な何かが必要です。

 

■安全基地

アメリカの心理学者、メアリー・エインスワースさんが提唱した、安全基地という概念があります。安全基地とは、子どもにとって心地の良い安定や保護を保障した環境のことで、安全基地があるからこそ、子どもは外の世界を探索でき、戻ってきても喜ばれるという安心を確信することで、帰還することができるという考え方です。

安全基地は主に子どもの愛着に関する概念ですが、これは大人になっても当てはまると考えれられています。

 

会社で言えば、失敗を認めてくれる職場環境や社員に何かあったときに会社が何とかしてくれる制度を用意しているなどの、ソーシャルサポートの有無が社員のパフォーマンスの向上につながるという研究があります。

それぐらい、職場における安心感は、仕事のパフォーマンスに関わっています。この辺りは転職先を考える際の、基準の一つとなりますね。

 

その他、転職先を探している方に、良い基準について述べている以下の本は参考になります。

 

            




また挑戦するとき、最悪、実家に帰ればいいやと思えると、1歩踏み出しやすいです。

ただ僕が交流会でお会いする方の中には、実家の経済的な問題やご両親の問題で「最悪実家に帰ればいい」ができない方もいらっしゃいます。

会社も家族も、安全基地となりえないとなると、もう個人で何とかするか、公的機関らの援助に頼るしかないです。

出来るなら、公的機関の援助が適切だと思いますけど、援助を受けるための基準を満たさないケースもあります。そのときは、本当に自分で何とかするしかないです。

 

では、個人で安心感を得るにはどうすればいいのでしょうか。

 

■資格取得という安心感

資格を取っても意味ないと言われることもあります。確かに資格を取ること=仕事ができるというわけではないので、間違ってはいないと思います。

ただ、資格を持っていることはそれだけで安心できる材料になります。自分の今の職場に不満があり、転職をしたいと思った時、資格があると其れだけで選択肢は増えます。

 

ニュージーランドで自給自足生活をしながら、オンラインサロンの主宰や執筆活動をしている四角大輔さんは著書で、教職をもっていたため、自分の挑戦が失敗に終わっても、教師という道があると思えたからこそ、ニュージーランド移住という決断ができたと述べています。

 

            

 

逃げ道をなくすというモチベーションの上げ方をする人もいますけど、安心があるからこそ頑張れるという人もいるのではないでしょうか。

 

ちなみに僕は、休職期間に、行政書士(法律)の資格試験に合格しました。もともと法律を勉強していて、その証明が欲しいということもあったけど、僕自身がこうやってブログや交流会を続けて行き詰まったときに、最悪どうにかなるだろうという安心感を得たかったというのも動機の一つでした。

詳しくは『独学ギリギリの行政書士合格体験記』をご覧ください。

 

僕個人の感覚では、資格を取得しているというのは、一定の安心感を与えてくれるものです。また、何かに合格した成果や頑張った過程というのは、それだけで心理的安全性を感じさせてくれます。

 

■お金

資格を取得したといっても、それだけで生活できるわけではないです。生活していくためにはお金が必要です。

 

現在は貯金よりも投資しろと、貯金を否定する人が多くいます。ただ勘違いしてはいけないのは、投資は自分の生活が安定する経済力を満たしながら余ったお金や時間でするものです。
借金してまで投資するのは、ハイリスクハイリターンで、当たったときは大きいけどほとんどギャンブルです。

リスクを取っても、誰も責任を取ってくれません。

なので、自分自身で何とかするしかなく、そのために、まずは自分や自分の守るべき人の生活の安全を確保してから余ったら投資でいいです。

 

日本FP協会の資料によると、結婚や出産、マイホームの購入以外にも、病気やけがで働けなくなった時のための資金(緊急資金)を、自分の生活費3か月~1年分を用意しておくことも大切だと書かれています。

いざというときに必要な分の蓄えを一定程度保有しておくことも必要なのではないでしょうか。

 

ここで問題になるのは自分や自分の守るべき人の生活の安全に必要なお金はいくらかということになる。つい無駄使いをしてしまうという方は、なかなか貯金ができないのではないでしょうか。

 

貯金ができない方は、自分自身に必要なお金がいくらなのか把握していない場合があるので、自分自身の必要なコスト「ミニマムライフコスト」を計算してみるといいです。

ミニマルライフコストについては『ミニマムライフコストを計算して決断のハードルを下げましょう』を参考にしてください。

 

 

■心理的安全に貯金や資格は必要

持っているだけでは何も起きないと言われがちな、貯金や資格も不安を抱えがちな人にとっては必要なものです。

世の中の意見に惑わされずに、自分の安全性の確保を考えてもいいのではないでしょうか。こういうことを地に足付けるというんだと思います。不安が消えると良いパフォーマンスにつながることもあります。

 

日本FP協会の資料にも書かれていますけど、できるだけ心身ともに健康なうちに、備えておくといざというときに、慌てずにいられます。まさに備えあれば憂いなしです。

 



もし、現在退職を検討しているけど将来に対する不安や、転職までどう過ごせばいいのか分からないなどありましたら、こちらで前職を退職後1年間の過ごし方について、ご相談承ってます。

適応障害によって、前職退職後、同じことを繰り返さないように1年間どう過ごして、現在、交流会を開いたり、Twitter始めるに至ったのか、僕の経験で良かったらお話しします。

 

退職後の生活に関する不安を解消します Twitterや交流会で退職に関する悩みに答えています

 

【断り下手】小さな頼み事から断って、「都合のいい人」をやめる【善意が助けになるとは限らない】

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自分も大変だけど、困っている人がいたらほっとけないし、頼まれたら、、引き受けてあげたいと思って、結局自分に仕事が集まってしまう人は、少し考え方を変える必要があります。

仕事が、ある程度できるようになると、人から頼まれることが増えます。時間に余裕があれば引き受けても問題ないかもしれませんけど、自分も忙しいのに、頼まれたことを引き受けてしまうと大変です。

職場人間関係を気にすると、頼まれたことは引き受けたいいように感じますが、結局は「都合のいい人」として、認識されて、最終的にはより断りにくくなって、病気になることもあります。
そんな最後の一線を越える前に、自分の首を絞める頼まれごとを断る力が必要です。

とはいっても、困っている人は目につく性格だし、顧客やキャリアを気にすると、なかなか断れないと思ってしまうかもしれません。



この記事では、なぜ断り切れないのか、断るために何をすべきなのか、どうしても断れないときにどうすればいいのかを書きました。

 

■仕事を引き受けてしまうのか

なぜ引き受けてしまうのか考えると、相手が大変そうだったり、自分でやったほうがいいと思うかもしれません。

つまり気遣いをしています。

 

では相手はどうでしょうか?

頻繁に頼み事をしてくる人は、あなたを頼りにしていると思います。それだけの成果を出してきたんだと思います。

 

一方で、そんなあなたに甘えていると、言えます。

子供が親に頼って生きているのと同じように、あなたに寄りかかって仕事をしていると言えます。それは、上司や後輩、どちらの立場でも同じです。

 

もちろん頼ること全て悪いわけではなく、本当にダメな時は、頼るべき人がいると心強いし、集団で仕事や生活をするメリットでもあると思います。

ただ頻繁に頼られるなら、デメリットの方が多くなります。

また、頻繁に頼んでくる人は、あなたへの気遣いに欠けているとも言えます。

 

では、なぜあなたにばかり頼ってくるのでしょうか。

 

■頼られる人の問題点

頼る人にも問題があるけれど、頼られる人にも問題があります。

なぜなら、職場を見渡したときに、キャリアは変わらなくても、全く頼られない人と、頼られる人が存在しているからです。仕事ができるからかもしれませんが、同じキャリアなのに、自分だけ頼まれるという声をよく聞きます。

 

では、頼まれる人とそうじゃない人の違いは何か?僕は、ちゃんと断っているかどうかだと考えます。

人は断られることを嫌がります。単純に傷つくからです。そして世の中には余裕で断れる人がいます。その中であなたは、断ることが少ない相手にとっては、傷つかなくて済む存在です。いわゆる「都合のいい人」と認識されてしまっています。

自分にばかり仕事を頼まれるという人は、おそらくあなたが断らない「都合のいい人」だからです。

 

「都合のいい人」になると、どんどん無遠慮に小さな仕事が来て、自分以外のことに時間をとられてしまいます。

もちろん無遠慮な人にも問題はありますが、その人を作り出してしまったのは、あなたが断れなかったからです。

 

■なぜ断れないのか

もちろん断れるものなら断りたいと思っていると思います。

一方で、助けたいと思うし、頼ってくれた人を裏切りたくないという想いも持っているのではないでしょうか?

おそらく、あなたなりの気遣いだと思います。

それ自体は、大切にすべき価値観です。

ただ断りたくても、断れずに自分を苦しめているなら、やはり問題があります。

 

また、断れないことを性格上の問題で仕方がないと思うかもしれません。でも身長や資質を違って、性格は遺伝ではなく、教育方針や環境によって作られたものなので変えられます。

会社や学校では大人しくても、家ではよく喋るというのも性格が変えられることを証明しているのではないでしょうか。

 

でも困っている人を助けることが本当に相手のためになるのでしょうか?

 

■引き受けることは助けになるとは限らない

確かにあなたが手を差し伸べることで、相手は、助かるかもしれませんけど、それは本当に相手のためになるのでしょうか?

仕事ができなくて、助けを求められて何回も引き受けてしまえば、その人は仕事ができないままです。

いつも時間がなくて、残りの仕事を押し付けてくる人は、時間管理が下手くそなままです。

箱入り娘・息子が、世間知らずに育ってしまうのと同じです。

 

目の前だけをみると、相手を助けているつもりでも、少し長い目で見ると、自分は仕事を押し付けられ、相手は、できないままでお互いに損しています。

相手に失敗させたくないという親心もわかりますが、一度失敗させるのも、必要なのではないでしょうか。それが誠実さとなることもあります。

 

■小さな頼み事から、断る

相手に失敗させることは大事だけど、そのきっかけになるのは、自分自身の断るという行動からです。

断ることへの罪悪感があると思うので、難しいです。

自分優先で生きる、など意識の問題はかなり大きいけどいきなりは難しいので、まずは小さなことから断って慣れていけばいいです。

別に、仕事上じゃなくても、家族や友人の頼みや誘いを断ることから始めるのもいいです。

僕は、友人の食事の誘いを断ることから始めました。

もちろん断らなくても、いい頼み事もあるので、その辺りはケースバイケースです。

 

とはいっても、職場の人間関係や顧客のことを考えたり、将来のキャリアのことを考えると、本来自分の責任でなくとも、断りにくいということもあります。

 

そういったときは、助け方をを変えてみてはどうでしょうか。

 

■作業ではなく、情報で助ける

頼み事をされたとき、自分で全ての作業を引き受けているなら、方法を変えるのも一つの手です。

助けるということは、自分の持っているものを相手に提供するということになります。

 

相手に提供できるものを、分類すると

・個人的リソース(時間や作業)

・情報的リソース(知識や情報)

・社会的リソース(人脈や紹介できる人)

 

の3つになります。

おそらく、あなたを苦しくしているのは、助けるときに個人的リソースを提供しすぎているからです。

 

www.erbablog.com

 

個人的リソースを提供すると、自分の時間や労力が減ります。情報や社会的リソースは減らないです。

全て、情報や社会的リソースを提供できるとは限りませんが、できるだけ情報・社会的リソースの提供しましょう。個人的リソースを提供するときは、より慎重に検討してみてください。

 

そうすると、相手の力もつき、あなた、相手、組織の3者にとって、メリットがあります。

 

■終わりに

断れないとは僕の経験です。前職で、時間がなくても、困っていたら手を差し伸べてしまって、最終的に適応障害になりました。

この記事は、適応障害になった自分への反省の意味も込めて書きました。

 

仕事の配分などは、本来なら管理職の方が、調整すべきことですが、話を聞くとシステムが整っていないところが多そうなので、自分でなんとかするしかないのかなと思います。

 

また、仕事を頼む人の、時間がないや顧客との打ち合わせが伸びてしまうのは想定できることなので、対応を可能なはずです。いつまでも対応できずに、毎回仕事を人に任せるのは、相手が仕事できない証明です。その責任を負うあなたが必要はないです。

 

助ける・助けてもらう関係は日常ではなく、非常時にとっておいて、目の前の自分のことに集中すべきです。

 

自分が苦しくなる前に、断れる人になりましょう。僕もそうします。

謙虚さとは、学ぶ姿勢

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謙虚にしろとよく言われます。しかし、謙虚に接した相手が調子に乗って、無理難題を突きつけてきたり、無礼な態度を取ってくることが頻繁にあります。

そのような態度を取られると、謙虚でいるのって損です。


ただ多くの本で、成功者は謙虚と書かれているのし、僕自身も謙虚な人間でありたいと思っています。


そこで考えたのは、自分の思っている謙虚は、本当は謙虚な態度ではないということです。


この記事では、本当の謙虚とは何かについて考えていきます。

 

■謙虚で損をした。

僕は人からよく謙虚な人だと言われてきました。

あまり自己主張するタイプではないですし、人に譲ることが多かったので、謙虚だと思われたんだと思います。


僕自身も、謙虚と言われて、悪い気はしなかったので、自己主張せず、多くを人に譲る事は良いことだと思って、ずっと生きてきました。


様々な本に、謙虚さは必要と書かれていて、周りの人が自分のことを謙虚といってくれるので、自分は当てはまっていると喜びました。
それで、うまくいっていると思っていました。


しかし、社会に出てからは、裏目に出ました。
自己主張しない、人に譲ることを優先にしていると、利害が関わる場では、損することが多くなってきました。


それが、1回や2回であれば、損することもいいかもしれません。しかし回数が増え、積み重なっていくと、自分では、どうにもできないほど、損は大きくなってしまいました。

結果として、適応障害になるまで自分を追い込んでしまいました。

 

■謙虚じゃなければいいのか

適応障害の症状が落ち着いて、過去を振り返ることができるようになった時、自分の謙虚な部分が原因だったのではと思うようになりました。

謙虚で人の言うことばかり聞いていたから、駄目だったんだと思ったんです。


そこで、人の言うことを聞かず、自分の考えのみに従って生活して見ることにしました。
人に頼まれたことは全て断り、自分の考えを積極的に主張しました。


僕の中で、結構うまく行きました。

こうすれば、自分は損せずに、生きていけると思いました。


しかし、一方で、人の話を聞かない人という評価を受けることになりました。

この時点で、謙虚さを手放そうと思っていたので、評価自体は気にしていなかったのですが、自分の言動に違和感はありました。

僕個人はよかったけど、周りの人を嫌な気分にさせていたんです。


だからといって、昔の自分に戻ると、また自分は損をします。

じゃあどうすればいいのか考えたときに、そもそも自分の思う謙虚って、本当に謙虚なのかと言う疑問を持ちました。

 

■従うことは謙虚さじゃない

多数の本に、謙虚であることの重要性が書かれていました。

しかし、ほとんどの本の中に、謙虚さとは何かという問い答えてくれる本はなく、どういう行動が、謙虚なのかわかりませんでした。

 

しかも、多くの人が、謙虚を説いているにもかかわらず、謙虚さを単に指示に従うこととイコールで考えてしまっていました。

それは、人をコントロールするための、押し付けです。

仮に指示に従うことを謙虚さとした場合、本で見るような成功者の方のエピソードと食い違いがあり、彼らの成功の助けをしたとは思えませんでした。


■謙虚でいることは、学ぶ姿勢

では、何が謙虚であるのか。

僕の中の答えは、「学ぶ姿勢」だと思いました。


自分の意見の正当性を主張したり、間違いを認められない。ことは、謙虚じゃないと言われます。

なら逆に、間違いを、間違いとして認められることは謙虚さなんじゃないかと思います。

そして、間違いから学ぶ、自分の足りない部分について学ぶ姿勢は謙虚です。


どんなところ、誰からでも学ぶ姿勢をしているから、成功できたんだろうし、その意識が、結果的に、腰の低さや柔らかい態度に現れ、人から、「謙虚な人」だと評価されたんだと思います。

 

■謙虚ながらも譲らない

謙虚さとは、学ぶ姿勢であり、意識で、行動に落とし込むと、人の意見を聞くことになります。

なので、社会全般で言われ、僕が長い間、思っていた謙虚さは、一部正しいです。

ただ、それだけだと自分はそんな役回りのみになってしまいます。

そのため謙虚さに必要なのは、学ぶ姿勢と、あっていると思うことは曲げない強さも必要なんだと思います。


間違った意見や自分に合わない意見は、ちゃんと違うと言えることも謙虚であるために必要なことです。

学ぶ姿勢と自分の意見をもってこそ、本当の謙虚さを発揮できます。

 

■自分の意見を持ちつつ、相手を尊重して、謙虚さに生きる。

僕自身まだ、自分の意見を押し通したいプライドみたいなものがあり、謙虚になり切れていません。

ただ、謙虚さの意味を知り、指針ができたので、少しずつ変化させていきます。

静けさを求めて、ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3を購入しました【使用レビュー】

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地下鉄の音や、カフェでの人の話し声が苦手で、長い間、ノイズキャンセリングイヤホンの購入を検討していました。

そして、この度もともと使っていた有線のイヤホンの右側が全く聞こえなくなり、悩んで末にノイズキャンセリングイヤホン「ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3」を購入しました。

ただ購入検討の段階では、確かめられないことが多く、高い買い物でもあったので、購入をすごく悩みました。



この記事では、僕がノイズキャンセリングイヤホン購入検討の際に、悩んだことを踏まえて、実際に使ってみてどうなのかを書きます。

 

購入の際、悩んでいたこと

・ノイズキャンセリング機能の遮音性

・接続に問題はないか

・装着感

・耳疲れないか

・音漏れ

 



以上の項目について、それぞれ書いていきます。

音質については、素人すぎてわかりませんので、省きます。
とりあえず『紅蓮華』を聞いたら、良い迫力だったことだけは確かなので書いておきます。

また、検証したとき、音楽を聞いたり、その他何か音を流してはいない本当に装着しているだけの状態になります。

 

 

■ノイズキャンセリング機能の遮音性

1番の目的であるノイズキャンセリング性能がどれくらいなのか、検討段階では、試すことができなかったので、買ってからしかわかりませんでした。

まず条件としてしっかり耳の奥まで入れることが必要です。
そのためにいくつかピースがあるので自分に合っているもの(最も遮音してくれるもの)を選びます。

ネットを見ていると付属のピースより別で買った方が遮音性は高まるみたいです。



今回は音を出さずに試したものをレビューしますが、普段使用していて、音楽を聴いたり、動画を見ていると、周りの音はほとんど聞こえません。
それぐらい音を消してくれます。

 

ちなみにノイズキャンセリングと周りの音が聞こえるようになるがイオン取り込み機能の切り替えはイヤホンを指でタッチするだけなので簡単でした。

 

● 電車

ノイズキャンセリングを使用した場合でも、構内アナウンスは聞こます。

何か音楽をつけると外の音はかなり遮音されます。

ただ少なくとも、僕の嫌いな地下鉄の電車の音は聞こえづらくなりました。
電車に乗るときの不快感を多少軽減できそうです。

ちなみに電車内でノイズキャンセリングを使って、一度イヤホン自体を外すとかなりうるさいと感じました。

 

● 店内

マクドナルドで試してみました。
店内BGMは聞こえて、エアコンの音や物音みたいなものはほとんど聞こえないです。

周りの人の声は、口の動きが見える人は何を話しているか、多少わかるぐらいの遮音性でした。

 

● 車

もちろん運転中は使いませんが、乗せてもらった時に試した感じだと、やはりエアコンの音は消えて、車内音楽は聞こえました。



■接続に問題はないか

iPhoneを使っているのですが、こちらは特に問題なく、動画等の音の遅れはありません。


パソコンはsurface pro3を使っています。
このパソコンでzoomを使っているので、こちらの接続も気になっていました。

結果は、問題なしで、接続もしっかりとしているし、音が遅れるということもないです。

 

 


■装着感覚はあるか

ワイヤレスイヤホンにしては、大きめなのですが、それでも小さい機械ではあるので、失くしたらもう見つけらそうにないです。

なので、仮に落としたときにすぐに気づけるように、イヤホンをつけているのかどうかわかるくらいの重さは欲しいと思っていました。

とりあえず、この問題については問題なく見た目通り、装着感はちゃんとあります。

 

●耳疲れはないか

しかしそこで問題になってくるのが、長時間装着することで起こる耳の疲れです。

ノイズキャンセリングの仕組みを調べてみると、耳をふさいで、音が聞こえないようにしているのではなく、騒音に対抗する音波みたいなものを騒音にぶつけて、遮音していると書かれていて、耳への影響を心配しました。

そして、影響が出ていることに気づくには、耳疲れが分かりやすいと思い、装着したらどれくらい疲れるのかを気にしていました。

なので試しに電車移動の際、約1時間ノイズキャンセリングをして、つけっぱなしにしました。
結果、耳疲れは特に感じませんでした。というより普通のイヤホンと同じくらいでした。

音を出したらまた違うのかもしれません。

 

●音漏れ

試しに少し音を出して、外してみましたが、特に音漏れの問題はありませんでした。

 

 

 

■終わりに

ノイズキャンセイリングイヤホンは、今まで雑音だと思っていた方の生活の助けとなると思います。

音に敏感だったり、電車や車などの外出時の騒音に悩まれている方は、ノイズキャンセリングイヤホンの購入を前向きに検討してみてください。

値段は高いですが、僕は後悔なく使っています。

 

その他、知りたいことがあれば、コメントお願いします。
出来る限り、試して、回答します。

 

「生きづらさを共有する交流会」

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【生きづらさを共有する交流会とは】

普段、周りの人には話しにくい仕事、家族・友人関係など社会生活の中で感じる「生きづらさ」を共有できる人と交流する会です。

 

【交流会の内容】

参加者の方が話したいことをベースに一つのテーマを設定
設定されたテーマをベースに15分~20分の間トークします。人数にもよりますが、できるだけ参加者の方全員の話テーマを採用するようにしています。

 

【開催目的】

■ 極端じゃないと支援されない

主催者は、極端な行動や症状が無ければ、支援や理解を得にくいことを問題だと思っています。

重度の発達障害や引きこもりなど、目に見えて困っている人は、行政やNPOの支援を受けやすいです。実際、日本全国にある福祉サービスは77040を数えています。(厚生労働省『平成30年社会福祉施設等調査の概況』より)


だけど、はたから見ると、正常で、一応働けている、生活できている人には、「甘えている」や「気にしすぎ」などの言葉が投げかけられて、共感や支援を得られず、すべて自己責任で片づけられます。

そうなると、本人は、周りに話すことを怖がってしまい、自分だけでため込んでしまいます。結果として、鬱や引きこもりになってしまうケースもあります。ここでようやく支援を受けることになりますが、時間やお金、人間関係をなくすことになります。


なので本当につらくなる前に抱えているものを誰かに話す機会があるといいなと思い、交流会を主催することにしました。(僕は、長年悩みを打ち明けらずに1人で悩んでいましたが、本当は全部誰かに話してしまいたかったし、話すべきだったと考えています。)

 

●過去参加者の方々

・「優しい」「いい人」「真面目すぎ」と言われる
・断ることに罪悪感を覚えて、頼みを断れない。
・人混みや人の多い場所がの苦手で、人より疲れてしまう。
・自分の好きなことが分からない
・なんとなく生きづらさを感じる
・我慢することが多い
・考えすぎて疲れる
・将来への不安が強い
・親との関係が上手くいってなかった
・しゃべることが苦手
・「HSP」「内向型」「愛着障害」と思っている
・自分の周り、上記のような悩みを持っている人がいて、話を聞いてもらいたい

 

●参加者様の声(アンケートより)

「のびのび過ごすことが出来ました」
「同じ気質の方と話すことが出来て、有意義な時間でした」
「つながりを広げるきっかけになった」
「こうしてみようかなと思うことが出来た」

 

【※注意】

docomo.ne.jpのアドレスでは、こちらからメールのやりとりができない事象が多く発生しております。こちらから連絡できないと、オンラインアドレス等をお知らせすることが出来ないので、お手数ですが、別のアドレスをご使用ください。よろしくお願いします。

 


ここまでお読みいただきありがとうございます。

以下、詳細な情報掲載しています。
掲載内容は、

・開催方法
・申し込みから参加までの流れ
・参加費
・よくある質問
・その他・注意事項

です。

 


■開催方法

ZOOM(スマホやタブレットでも参加できます)

 

■申し込みから参加までの流れ

1 申し込み時
申し込みページ(こくちーずプロ)から参加申し込みしたら、自動で受付完了メールが届いたら、参加申し込みは完了です。

 

2 前日
イベント前日に主催者からリマインドメールをお送りしています。
※届かなかった場合は高確率で「迷惑メール」などのフォルダに入ってますのでご確認ください。

 

リマインドメール記載事項
・イベントに関する連絡事項をまとめたWebページのURL
・当日のオンラインルームURL
・当日のオンラインルームURLに入るためのパスワード
・オンラインルームへの入り方
・イベント内容

 

3 当日
前日送信したオンラインルームのURLをクリックしていただくと、ZOOM待機ルームにつながるので、主催者が入室許可をするまで、その画面でお待ちいただきます。※この時点で参加者同士が顔合わせすることはありません。

時間になる、もしくは参加者の方が出揃い次第、主催者が入室を許可して、参加者全員とオンラインでつながる状態になります。

zoomの音声やカメラの接続を確認後、交流会スタートです。

交流会終了後、参加費のお支払いをしていただきます。

 

■参加費

1,080円(参加費+決済手数料)

ネットの接続等のトラブルで参加に支障をきたす場合も想定されるので、事前の参加費のお支払いは不適当と判断し、お支払いは、交流会終了後とさせていただきます。

 

■よくあるご質問

Q 年齢制限はありますか?
A どの年齢の方でも、ご参加いただけます。

Q キャンセル料など払わなくてはならないんでしょうか?
A 参加されていなければ、特にいただきません。

Q 顔出し・匿名でも大丈夫ですか。
A 顔出し・匿名でも大丈夫です。zoomの機能で調整できます。


※その他ご質問あれば、こちらにご連絡ください(返信は金曜日になります。また迷惑メール等もあるため、参加を検討している旨お伝えしてもらえると助かります。)

erba15shizukalife@gmail.com


■その他・注意事項

〇メールが届かない
メールが届かない場合は迷惑メールなどの別のメールフォルダに入っている可能性があるので、ご確認ください。

またメールアドレスによっては、申し込みをしても申込完了メールが来ない場合があります。(特にdocomo.ne.jpのメールアドレスで起こっています。)設定上申し込み直後に必ず送信されるはずなので、届かない場合は別のアドレスをお使いください。


〇申し込みができない
こくちーずProにて申し込みができないこと言う方はこちらからお申し込みください。
お申込みフォーム


〇勧誘行動について
イベントにお越しいただいた他の参加者に運営が許可していない勧誘行動はすべて禁止とさせていただきます。事前にイベント運営ご連絡していただき、運営が勧誘を許可したものはOKとさせていただきます。もし不許可の勧誘行動が発覚した際は弊団体が企画するイベントに参加を禁止する場合もございます。ご留意ください。
また、もし不許可の勧誘行動を受けた場合は運営にご連絡ください。

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ネガティブとどう付き合っていくか

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気付いた時にはネガティブ思考だった。
何かあったとき、ポジティブに考えるよりも、後ろ向きになってしまう。

高校中学では、自分のネガティブさを自覚しながらも、周りに相談したことがなかった。
相談しようとも思わなかった。



だけど、大人に近づくとネガティブさは不利に働くのではないかと、これまたネガティブを発揮して不安になった。

なので、意を決して「ネガティブなんですよね〜」と、一緒に仕事をしていた一個年上の先輩に話してみた。
返ってきたのは、ポジティブに考えろよというありがたくもありきたりな言葉と超絶ポジティブ人間を紹介してもらうということだった。



超絶ポジティブ人間であるその人は、僕とは逆に物事を前向きに捉えるらしい。
そんな真逆の人に先輩にしたのと同じように、「ネガティブなんですよね〜」と言ってみた。

第一声は「なんで?笑」だった。半笑いである。

曰く、ポジティブに考えようとすれば、自然とポジティブシンキングになるらしい。
自他共に認めるポジティブな人の言葉なので本当なんだろう。
リフレーミング入れる

だけど、根っからネガティブな僕は、その言葉を聞いて、頭では「本当かよ」と思った。

でもとりあえず「なるほど、ありがとうございます」という社交辞令と、相談した手前もあるのでとりあえず実践してみよう。という決意をした。



決意をして数日ぐらいで、実践の機会はすぐにきた。



仕事で失敗した。
周りは特に気にならなかったみたいだけど、僕にとっては失敗だった。

失敗した後に、チャンスだなんてある意味ポジティブな発想をして、相談から時間も経っていなかったので、早速ポジティブシンキングしてみた。



とはいっても、仕事の失敗に対して、どう考えればいいかわからなかった。自分は悪くないと思うのか、それとも、経験値だと思うのか分からなかった。(今思えば後者だったなと思う)

わけがわからなくなったので、心の中で「ポジティブだ!ポジティブ」と唱えることにした。



ただ言葉を連呼しているだけだったけど、こんな適当な言葉でも、なんと効果はあった。

「ポジティブ」と唱えた後、いつもの気分の落ち込みはなく、次頑張ろうと思えた。
これがポジティブか、教えてくれた人、紹介してくれた人に感謝だ。



これで自分もポジティブ人生だ。もっと早くやればよかったなんて思っていた。
しかし、僕のポジティブ感覚は長くは続かなかった。というか、1日も持たなかった。



次の日の朝は、最悪だった。

仕事の失敗に対しての反省点は出てくるし、できなかった自分への恥ずかしさが溢れてきた。

正直いつものネガティブより酷かった。

無理をしてポジティブになろうとしたからこそ、感じる反動だったのではと思う。

たぶん、反動に慣れて、このポジティブとネガティブの波を乗りこなして徐々にポジティブよりの思考になっていくんだろうけど、僕にそんな余裕はなかった。

こんなにきついなら、ポジティブシンキングなんてやめようと思った。自分には向いていない。

 

■ネガティブ思考を変換する

少し話はそれるけど、ネガティブ思考をポジティブ思考にするリフレーミングいうワークがある。

ネガティブかポジティブかは、捉え方次第で、ネガティブに考えているのは、そういう視点だから、ポジティブに捉え直すというワークだ。



例えば、

失敗した
彼女に振られた
ネガティブだ


上記のネガティブ思考をしたときに、リフレーミングをすると、

失敗した → 失敗したけど、経験した
彼女に振られた → 新しい恋ができる
ネガティブだ → 物事を慎重に遂行する


とポジティブになるように物事の良い面にフォーカスするという手法だ。
やってみると確かにこんな捉え方あるなと楽しくなってくる。



ただこのワークを日常生活のいろんなところが気になってしまう人がやると、キャパオーバーになって、めんどくさくなる。

ポジティブな人が物事→ポジティブと捉えるところを、物事→ネガティブ→ポジティブと、一回多い思考をするというのは、疲れる。



リフレーミングは他の多くの方法と同じように、続けていくことで自然とネガティブを消していけるんだろうけど、なかなか続かない。優先度が高くならない。

ネガティブが良くないと思っていても、ポジティブになりたいとは思っていないからかもしれない。
ということで、リフレーミングも続かなかった。


リフレーミングは、すぐに終わる自分の性格や資質を捉え直す作業でなら、より良い効果を発揮する。


■ネガティブとどう付き合っていく

ポジティブでは、自分のネガティブに負けると経験して、ずっとネガティブのままだと、ネガティブに考えていたけど、『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』以下の言葉が書かれていて、楽になった。

 

 

性格とは形状記憶合金みたいなもので、元々の形は変わらない。

『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』 より引用

結局、今回の人生でこの形状記憶合金から下りられないんだ。と自分を変えることをあきらめ、自分の性質を受け入れることにした。

『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』 より引用


ちなみにWikipediaによると、形状記憶合金とは、ある温度(変態点)以下で変形しても、その温度以上に加熱すると、元の形状に回復する性質、形状記憶効果(SME)を持った合金のことらしい。

多少の変化はあるけど、一定以上変化しようとすると、元に戻るということなんだろう。
まあ、詳しいことはいい。



『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』によると、若林さんは、自分を変えようとするのではなく、諦めるようにしてから、負の感情を有効利用できるようになったという。



この本を読んで僕は、性格上仕方がないのだから、ネガティブになるのはいい。問題はネガティブ思考を繰り返していくことだと思った。

ネガティブ思考を繰り返して、負の感情に飲み込まれることこそが、ネガティブ思考の人を生きづらくしている。



なので、ネガティブな人は、出来るだけ早くネガティブ思考を止めて、帰ってくることで、ネガティブ思考を乗りこなすことが出来る。
これができると、ネガティブをコントロールできるようになったと言える。



では、どうやってネガティブ思考から帰ってくるのか。

これまた『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』だけど、この本の中で、ネガティブを潰すのはポジティブではなく、没頭だと書かれている。



ネガティブな時、僕はだいたい、過去か未来のことを考える。
一方、没頭していると、今目の前のことを考える。

没頭するとは、過去と未来を考えないことなんじゃないだろうか。



ネガティブ思考が下に掘っているとしたら、没頭しているときは、上に掘っている。


一度ネガティブに掘った思考を止めて、没頭した後には、上に掘るのでいつのまにか平常な位置まで気分を戻してくれる。
上に掘ること自体が、発散になっているのかもしれない。



じゃあ、没頭できることって何なのか。

人それぞれ違うけど、だいたいは手を動かすことがいい。


映画や漫画というみるや音楽を聴くだと一度は忘れるけど、どこかで連想してしまって、また過去や未来の思考に戻ってくる。あとは釣りもやったけど、似たような結果だった。

本当に目の前のことに集中できるのは、料理くらいだろうか。包丁を持っているときは野菜に、火を入れているときはフライパンに集中している気がする。

後はやったことないけど、DIYとかやってみたい。



ちなみに、若林さんは没頭ノートというものを使いこなし、ネガティブになったとき、没頭するものあらかじめ用意しておくらしい。


没頭すると、ネガティブになっても、すぐに戻ってこれて、ネガティブをコントロールできるようになる。
コントロールできるようになると、負の感情に飲み込まれないので、生きやすくなる。


■最後に

最近は、本屋やネット記事では、ネガティブだからこそうまくいく的な本もあるので、ネガティブな人も世の中には必要なのではないか。
自分がネガティブなのでそう信じたい。

ただ、ただのネガティブだと本人も周りもつらい。

なので、正確にはネガティブをコントロールできる人が必要なんだと思う。

コントロールもまた、大変そうだけど、無理にポジティブになるよりましだ。

鈍感な世界に生きる敏感な人たち【まとめ】

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HSPの方が、自分の資質に気づくきっかけになったり、自分を知ることが出来た

多くの方が、イルセ・サン著『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』を読んだのではないでしょうか。

一方で、まだ読んでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まだ読んでない方には、購入の際の参考に、既に読んだ方は復習や自分のことを周りに伝えるためのインプットにご活用いただければと思います。

 

■敏感な人たちの代表的な特徴

〇情報吸収力が高い

一を聞いて十を知るという言葉がある通り、一つの事象から受け取る情報量が多いのが特徴です。

受け取る情報量が多いとはどういうことかというと、一つの情報から、想像することが多いということ。または、一つの情報を受け取った時点から情報が細分化して、受け取るときの量が多くなっている人もいます。


それゆえに、個別の情報が多い、人混みや大勢の飲み会はキャパ的に限界を迎えるのが早いです。
限界を迎えると、適切な対応ができなくなります。


そのため本人としては、人に迷惑をかけないように、飲み会等を欠席したり、途中退席をするわけです。

しかし、事情知らない人からすれば、欠席や途中退席は付き合いが悪い人やノリ悪い人に映ってしまいます。

 

〇五感が鋭い

人によって、どの感覚が鋭いかは異なってくるけど、匂いに敏感だったり、肌触りに敏感だったり、音に敏感です。

そのため、不快に感じるものには、より不快感を示し、不快な環境に身を置くことで、ダメージを受けやすくなります。

人間より嗅覚の鋭い犬が、人間と同じ匂いを嗅いだら、人間より臭さによるダメージを負う感じに似ています。


ただ、ほとんどの五感の不快感は生活していれば、幼少期から感じていたものなので、大人になるころにはある程度、我慢できているようになっています。

ただそれは、我慢できるだけで、不快なのには変わりはありません。

 

〇ゆっくり考える

ゆっくり考えている間に何をしているのかというと、別の視点を追加しながら、一から考え直しています。

 

ただ多くの場合、ゆっくり考える時間は与えられません。
そのため、時に自暴自棄になり、衝動的な判断をすることがあります。

 

〇共感能力が高くなる

 相手の求めていることに、無意識にアンテナを張っています。

良い面は、気配りができること。悪い面は、人の気持ちに左右されてしまいやすいです。

人は人、自分は自分という、境界をちゃんと引く必要があります。

 

■敏感な人たちが抱きやすい心の問題

〇自分に高度な要求をしてしまう

完璧を求めるあまり、そうあるための自分ルールの多さとレベルの高さで苦しんでいます。

 

なぜそこまで高度なルールを自分に課して、自分を苦しめるのか?

原因として自尊心の低さが挙げられます。


自尊心とは、無条件に自分に価値があると信じる心のことです。

自尊心が低いと、そのままの自分では、価値がないと思うため、今の自分より成長しよう、変わろうと思って、高度なルールを設定して、優秀になろうとします。

 

では、なぜ自尊心が低くなるのか。
自尊心の低さは資質ではないので、後天的、なので、生きてきた中で、培われたものと考えるべきです。

では、どうやって培われたのか・

 

多くは、育ってきた環境です。
自分の気質に合わない環境で、親や友達をがっかりさせてしまって、今のままの自分ではだめだと思ってしまったことが、きっかけだと感がられます。

子どもって、親の反応を敏感に察知して、期待に応えようとするので。

 

また、友達と人間関係において、自尊心が低いと、頑張らなければ、輪に入れてもらえないと思ってしまいます。

友だち100人つくることが、正義ならば、それができない自分を責めます。

 

さらに言うと、自分ルールの基準の高さ故に、ルールを守れない自分を責めることもあります。



高度な自分ルールという心の問題を解決するには、ルールの撤廃が必要になります。

ルールを撤廃しても、大丈夫と思えるような、成功体験を経て、低くなってしまった自尊心を取り戻すことです。

現状、ルールを撤廃することが怖ければ、同じように敏感な人が集まる場所に赴いて、低いハードルの中で自分を慣らすといいです。


ちなみに、ルールを課している状態を辞めると、人が離れていくことがあります。
でも、残ってくれる人もいます。

離れていくのはしょうがないので、残ってくれた人との関係を大切にしましょう。

ルールをなくすことは、勇気がいることなので、ゆっくりでいいし、人が離れたとしても、まずは勇気を振り絞った自分をほめていいです。

 

 

〇憂鬱になりやすい

安全な環境で育つことが出来なかった場合、恐怖や憂鬱になりやすい

そして、憂鬱なまま将来や現在の問題を考えるとネガティブに方向に思考がすすんでしまいます。

憂鬱さをなくすのに、睡眠を取り入れる人もいますが、それよりも成功体験を積み重ねる。

どんな小さくてもいい。
外に出て公園まで歩くでもそれは成功体験になる。

 

ただ、無理に楽観的にならなくてもいいです。

 

〇怒りを出せない

相手の気持ちを察知しすぎると、自分の言った言葉によって、相手を傷つけてしまうことを良しとせず、結果的に怒りを人に対して向けなくなります。

ただ、怒りを出せないといっても、別に怒っていないわけではないので、限界を迎えると、周りの人がびっくりするくらいの爆発したり、または、怒りを向けることが出来ず自分を押し殺しすぎて、鬱っぽくなってしまう。


怒りをためないためにすべきことは、適切なタイミングで相手に「NO」を言っておくこと。
「NO」と言うことは、長期的に見たときに、我慢するよりも、人間関係を円滑にします。

なぜなら、「NO」は「YES」よりも、自分の考えを主張することで、考えの主張は自分の腹の中を見せる行為だからです。

 

■鈍感な人たちとの付き合い方

〇自分の特徴について周りに伝える

周りが寛大な人たちならば、自分はHSPや敏感な人です。というだけで、自分のことを理解してもらえることもあります。

出もそのようなケースは非常に稀で、下手をすると、「怠け者」や「めんどくさい人」というレッテルを張られることにもなります。


そこで、自分のことを伝えるとき、HSPや敏感な人という表現を使わずに、
「自分が何を必要としているのか」
「何に秀でているのか」
「何が上手くできないのか」

を伝えるようにしましょう。


本書の中で一番大事だと思ったので、そのまま引用させてもらうと、

大切なのは、ほかの人たちに「私に特別な才能や制約があるのはHSPであるからだ」と知ってもらうことではなく、私自身がHSPのことを理解し、自分と同じような人がいることを知っておくことなのです。

理解が深まれば、HSPや敏感な人という表現をしなくても、自分のことを周りに伝えらえるのではないでしょうか。


以下の本では、自分を理解することと伝わりやすい言葉選びを学ぶことが出来ます


 

 

〇対話をする

敏感な人は、時に聞き役に徹してしまうこともあります。

だけど、鈍感な人と付き合っていくには、聞くだけなく、自分のことも話す「対話」が必要です。

「対話」することで、お互いの理解が深まります。

 

■終わりに

人に伝えたり、自分の生活に活かすには、まずは知らなければいけません。
そして、知る段階に行くには、先に「気づく」があります。

気づくには、自分で見つけるか、教えてもらうかです。
全員、自分で見つけられればいいですが、なかなかそうもいきません。

なので、気づかせてくれる人が必要なんです。

誰が気づかせる人になるのか?

それは、既に知っている人です。

嫌な記憶は忘れるのではなく、経験値にする

自分の体験した嫌なことや恥ずかしいことを急に思い出すタイミングがあります。

もうすでに終わったことなのに、まるで今現在も体験しているような感覚で、嫌でしょうがないです。

交流会を通して話を聞くと、同じような体験をしている人は結構多いみたいです。


過去ポジティブシンキングな人に嫌なことを思い出すときどうすればいいですかとそうだんしたことがあります。
答えは、まんまポジティブに考えようでした。


答えはわかっていましたが、とりあえず試してみました。
結果は、一時的なもので、結局、嫌なことは嫌なこととして思い出すし、なんなら前よりもひどくなった気さえしました。


このとき、元々ネガティブな人間が最初からポジティブ人間と同じような方法を取ることは、精神衛生上よくないと考えました。


では、ネガティブ気質な人が嫌な記憶から解放されるには、どうすればいいのでしょうか。

この記事で紹介するのは、
・妄想による成功のシミュレーション
・失敗を糧にする成功体験

をすることです。





この問題について、どうしたら思い出さないように出来るかを考えてもしょうがないです。

なぜなら、思い出すときのトリガーが分からないからです。

嫌なことを思い出す時って、本当に急で、いつ、なんで思い出すのかわかりません。

あることから連想して思い出してしまうなら、連想してしまうものを自分の周りから、出来るだけ無くせばいいのでしょう。

この場合でも、日常生活で当たり前に使っているものなら、無くすことが難しいです。



思い出すことを自分でコントロールできない以上、思い出してからどうするかを考えた方がいいです。


では、何をするというと、頭の中でやり直しをします。

嫌なことを思い出す時、同時にこうすればよかったと改善策みたいなものを考えたりします。

このもしもを頭の中でシミュレーションすると、ずっとモヤモヤしているより早くスカッとします。

言ってみれば妄想です。


妄想といっても、非現実的なことをやるのではなくて、当時は選ばなかったことや冷静になってみると、こうすればよかったと思うことをシミュレーションします。


そして、妄想を経ると、次に似たような場面に遭遇した時にこうすればいいという仮説が立っている状態になります。

何より今でも思い出すほど嫌な記憶なので、同じ失敗はしません。
そのため成功率は必然的に高くなってます。




この場面で成功すれば、嫌な記憶は経験になります。
成功の糧です。

うまくいけばそれぐらいポジティブに考えられるかもしれません。


嫌なことは忘れたいと誰もが思います。
嫌なことがなさそうなポジティブな人に相談すると、ポジティブに考えろと言われます。

そこで、急にポジティブに考えようと思ってもだいたい失敗して、より深く傷を負うこともあります。


ポジティブに捉えるというのは大事な考え方です。
ただいきなりじゃなくていいです。

その方法が妄想と同じ失敗をしないということだと思います。


いきなりポジティブに捉えなおそうではなく、ポジティブに捉えられるような新たな経験をするほうが、自然です。


過去は変えられないし、思い出すものは思い出しちゃいますが、今の自分にいかせていれば、良い経験したぐらいまでは認識を変えられそうです。

静かに暮らすためにどこに住めばいいのか【賃貸を選ぶ際の条件について】

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どこに住むのか?

静かに暮らしたいと思ったとき、ライフスタイルや人間関係と同じくらい、生活の拠点をどこに置くのかは重要な項目です。

静けさだけを考えるのであれば、森の住みたいなんて思うこともありますが、実際は仕事もするし、電気やガス、それ以外の便利なテクノロジーを継続して使っていくためには町に住んだ方が便利です。

そこで、この記事では、静かに暮らすために、どこに住めばいいのか、条件を羅列していきたいと思います。
条件が絞られると、探すのが楽かなと思います。

完全な静かな暮らしというのは、現状で難しいかもしれないけど、ある程度なら、短期間で実現可能です。

※賃貸を想定しています。
※一人暮らしを想定しています。

 

■一人暮らし世帯、住宅選びのポイント

まずは、データとして、ひとり暮らしにおいて何を重視しているのかを見ています。

・交通アクセス
・買い物環境
・治安
・家賃の安さ

たぶん、探すときにこの辺りは、不動産屋さんは何も言わなくても、じょうほうをくれます。
では、静かな暮らしをする上で、他に何を重視するべきか。

■職場に近いこと

まずは職場の近くであることが必須です。

上記、一人暮らし世帯、住宅選びのポイントにおける交通アクセスは、駅近やバスの停留所が近いことが目安かと思います。

しかし、いくらアクセスが良くて、電車ってあまり乗りたくないんです。


僕は、満員電車じゃなければ、そこまで嫌じゃないですが、地下鉄で電車を待っている時に聞こえる、ブレーキによる電車と線路の金属音が苦手なので、あまり乗りたくないです。
なので、出来るだけ職場の近くに住んで、電車に乗らない選択をとります。

電車が嫌で、在宅やフリーランスを目指す人がいますし、僕も志しましたが、仕事を変えることよりも住居返る方が比較的楽かなと思います。

 

■交通が少ない場所

車通りが少ないこと車の通りが多い場所だと、夜結構聞こえたりします。

特にバスの巡回経路沿いや国道の近くは音に敏感な自分としては、あまり住みたくない場所になります。

また、駅近を求めるあまり、線路の近くに住むのも遠慮したいです。

■喫茶店があること

外の環境喫茶店気分を変えたい時や、ゆっくりする場所として喫茶店は最適な場所です。
カフェで本を読んだり、考え事をしたりすると、捗ります。

ただ、あまり人が多いと静けさからは離れてしまいます。

カフェチェーンはコーヒーが安く、駅前など立地の良い場所にありますが、それ故に人が多く、作業場所として微妙です。

それよりも、駅やビル街から離れた場所にある喫茶店の方がかなり静かです。コーヒーの値段は張りますが、人が少なくて静かなので、居心地はかなりいいです。

まあ今はノイズキャンセリングイヤホンを買えば、解決できるので、そちらの購入を検討してみてもいいかなと思います。

 

 

■まとめ(2020/7/2)

静かな暮らしをする上で考慮したいのは、

• 職場の近くであること
• バスやトラックなど大きめの車の通りが少ないこと
• 国道近くでないこと
• 近くに喫茶店があること

利便性と静かさの妥協点を自分で探っていく作業が必要ですね。
今はこれぐらいしか考えられないですが、もうちょっと条件追加されそうです。


もし、他にこう言う場所がいいと言うものがありましたら、コメント欄に書いてくださると嬉しいです。

「生きづらさを共有する交流会」を開催します【2020.6.27】

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えるばと言います。

6月に入って始めた交流会の2回目を開催致します。


重度の発達障害や引きこもりなど、目に見えて困っている人は、行政やNPOの支援を受けやすいです。


でも、はたから見ると、正常で、一応働けている、生活できている人には、甘えているや気にしすぎなどの言葉が投げかけられて、共感してもらえないし、支援してもらえません。すべて自己責任で片づけられます。


しかし、そういった人にも、誰かの支援や助けは必要なんだと思います。
(僕は、長年悩みを打ち明けらずにいたので、全部誰かに話してしまいたかったです。)


そこで、この交流会を開催することにしました。


本交流会では、普段生きづらさを抱えているけど、周りの人に共感してもらえないことでも、同じような悩みを抱えていれば、共感してもらえる場所です。



ただ、自分のことを話すのは難しいと思うかもしれません。
僕も、自分のことを話すと変な人と言われてしまってから、自分のことを話すことは苦手です。

それでも、自分のことを話せる場所がありました。
それは、自分と同じようなことが好きだったり、似た感性を持っている人たちです。

共通点があれば、見知らぬ人でも、知り合い以上に話すことが出来ます。


また、このような会に参加される方は、優しい方が多いです。
否定されることも少ないです。


普段否定されるていると、なかなか自分のことを話せないかもしれませんが、話せるような環境をつくってお待ちしていますので、是非お話してみてください。

その話に共感してくれる人、助けになる人が必ずいます。


本来なら、オフラインでの交流会にしたいですが、コロナの影響を考え、オンラインで開催させていただきます。

プロフィールにもある通り、20代の世間知らずですが、良い交流会になるようにしていくので、どうぞよろしくお願い致します。


このようなことが当てはまりませんか
・「優しい」「いい人」と言われる
・断ることが苦手
・人混みや人の多い場所がの苦手で、人より疲れてしまう。
・休みの日に動く気力がない
・自分の好きなことが分からない
・なんとなく生きづらさを感じる
・我慢することが多い
・いつも何かを考えている
・将来への不安が強い
・周りから「おとなしい」と言われる。もしくは自分で「おとなしい」と自覚している
・しゃべることが苦手
・「HSP」「内向型」「発達障害」と思っている
・自分の周り、上記のような悩みを持っている人がいて、話を聞いてもらいたい

 

その他詳細と申し込みはこちらからです。

生きづらさを共有する交流会 2020年6月27日(オンライン・Zoom)