えるばブログ

3年前の自分に言いたい人間関係・性格との向き合い方を書くブログ

問題点を自分で見つけて、読む本を絞る

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本を読んでも、インプットできない。
活かせていると思えず、家に読んだけど理解していない本が溜まっていく。

生きづらさを考えていると不必要な情報に踊らされるのもまた、原因の一つではと思う

過去の知見から、生きづらさ解決の役に立つことを見つけることはできるかもしれません。

しかし、本ばかりに頼っていると、現実の自分を見失ってしまうかもしれません。

 

■本の読みすぎには注意

生きづらさとインプット自己啓発書を読みすぎると幸福度が落ちる話を聞いたことがあります。

根拠はわからないけど、感覚としては何となくわかるなといった感じです。

 

〇理解できていないインプット

本を読んで、それを活かすなら、自分→アウトプット→結果→他人の順番を経ると、自分への理解と、他人に話すときの説得力が増すと考えます。

伝えるときの言語能力には人それぞれ差があるけど、少なくとも、伝えた側が体験したという根拠があるので、聞きやすいです。


自分から、人に話すときも、経験しているかどうかで、話しやすさは変わってきます。



個人的な話だけど、情報をそのまま他人に伝えるとすごくわかりにくいし、知識を得たばかりの場合はその知識を絶対視しているから、押し付けがましいです。

何よりそっくりそのまま使っていることは周りにバレバレです。


昔イベントをやった時に後輩がある行動心理学をもとに集客しようと提案してくれたけど、本人の実体験が伴っていないので、気持ち悪さを感じました。



また企業理念やビジョンを大事にしているところも同様に社員の人が繰り返しているだけで理解してないんだろうなと思う。

面接の話入れる経営方針を単語だけ繰り返し言っている人は理解してはいないと思います。


本で得た知識や尊敬する人の話を、絶対的に正しいと思ってもしまうと、現在の状況を無視して、知識を強要して、周りの理解を得られず、ギャップを感じることもあります。

 

■読む本を絞る  

〇本を読む理由

何かの専門家になるなら、どうジャンルの本を多く読むことも大事だと思います。

でも、自分の目の前の問題を解決するなら、一冊の本でOKであり、突き詰めると、本の1行だけかもしれません。

〇本には何が書いてあるのか

本を読むということは、そこから何かを得たいと考えていると思います。

そして、その本の中で得られる何かというと、知識と体験です


知識とは、著者の長年の経験から得た解や研究結果であり、数学の公式みたいなものです。

体験とは、著者の実体験が主だと思います。


それらを読んで、自分に活用していくのが本を読む理由だと考えます。


なので、本には自分の知らない事や体験していないことが書かれているので、読むこと自体はいいです。

ただ乱読する目的なく読むくらいなら自分の好きなことしていたほうが自己投資としてもいいのではと思います。

 

〇問題点を自分で見つけて、読む本を絞る


人によるかもしれないけど、本を読む理由は次の通りだと考ます。

・何に悩んでいるか明確じゃないとき
・問題を解決したいとき


僕が、読みすぎで苦しくなる時は、だいたい「何に悩んでいるか明確じゃないとき」なので、苦しくならないためには、「問題を解決したいとき」に本から情報を得るのがいいです。

そのためには、問題を自分で見つけなければいけません。





順番としては、問題の原因究明→ 仮説→情報収集です。

本を読むのは、上記の情報収集の段階で、仮説までは、自分で考えます。

これをやると、思考力上がります。



問題の原因を仮説でもいいので特定しないと、得たい情報があやふやなので、乱読に繋がります。


この辺りのこと勉強するなら『世界一やさしい問題解決の授業』がおすすめです。



すごい人はたくさん本を読む会社の社長は忙しくても本を読んでいるとよく聞いて、じゃあ自分も読まなきゃと焦ってしまいます。

僕の良そうですが、すごい人たちは、問題に直面しまくっているか、方向性を予測するために本を読んでいると思うので、必要な量と、動機がそもそも違うんだと思います。

そうではない、僕みたいなものが、読む量だけに意識を向けて、自分の目の前の問題をおざなりするのは良くないです。



〇フライヤーか書評ブログを読めばいい 

自分自身の問題を明確にしたら、どこから情報収集するかを考える番です。
この記事では、本について書いているので、本からの情報収集に絞ります。

実際本というのは、読んでみないと、何が書いてあるのかわからないです。

なので、そこは、ネットの力を使います。


もうずいぶん前から、書評ブログというものがあります。

書評ブログを読めば、大まかな内容を掴めます。

自分の現在の問題点を解決できそうか、判断することで、時間とコストを減らすことが出来ます。


その他、僕は本を選ぶ時、flierというアプリを使っています。

〇買うのではなく、借りる

最後に本を実際に手に取る番です。

本やAmazonで買ってもいいと思いますが、お金に余裕が無ければ、借りるという選択肢もありです。

行政が運営している図書館と大学の図書館は、登録すれば、無料です。 
デメリットとして、最新のものは置いてないけど、問題解決という視点から見れば、既に出版されているもので充分です。


また今は本屋にも置いてあるけど検索機能が図書館にはついていて、番号等で管理されているので探しやすいです。


■問題点を自分で見つけて、読む本を絞る

僕個人忘れがちですが、本を読むことは義務ではないです。

なので、読む本は少なくていいです。

そして、少なくするには、乱読しないようにするために、自分で問題点をみつけるという作業が必要になります。

そうすると、本を読むことで、苦しくなることは減ります。