【収集心】管理と仮説で加速する【ストレングスファインダー】
えるばです
ストレングスファインダーにおいて僕の上位資質の一つである〈収集心〉について、強みを活かすためにやっていることをまとめます
また、ストレングスファインダーの本では「他の資質による」という表現が使われているので、僕の他の上位資質である〈回復志向〉〈着想〉〈内省〉〈慎重さ〉との組み合わせについて考察してみます
集めることが好きだからこそ、得た情報をうまく使いたいと思い実践しています
資質について
まず資質について意味を統一します
資質とは個人の思考・感情・行動のパターンです
そして僕はそれぞれを以下の意味で使います
意味 | |
---|---|
思考 | 考え方の癖 |
感情 | 何が好きか嫌いか |
行動 | どのような手段を使うか |
収集心とは
収集心について説明すると
特徴 | |
---|---|
思考 | 知らないことに好奇心を持つ |
感情 | 集めることが好き |
行動 |
持っていないものを集める |
なので、知らないこと、持っていないものを集めようという欲と集めること自体に喜びを感じることができます
僕も知らなかった知識の収集や好きな漫画のキャラクターや漫画の制作秘話などの話を集めるのが好きで、また調べる作業にもワクワクします
弱み
強みもあれば当然弱みもあります
対策しないとせっかくの資質をうまく活かせないことがあります
情報過多になる恐れがある
自然に集まってきてしまうというのは人よりも情報や物が集まってきやすいということです
それらをうまく処理する能力がないと情報が多すぎて、必要なことを忘れたり、過剰なストレスがかかったりします
僕は集めた情報の扱いが下手で情報や物だけたまってしまい、せっかく集めたものがどこの場所にあるのか、そもそもなんなのか忘れてしまうことがけっこうありました
また、真面目な性格だと、集めたいものを網羅しようとしてしまって、それができないことでで自信を無くしてしまったりしました
表面的な情報だけを受け取ってしまう
情報過多と関連しますが、情報が多く、検討する時間がとれないと、自分に落とし込むことができず、薄い理解のまま使ってしまって、失敗の原因となることがありました
次からは弱みが出ないように、そして、強みを活かすために実践していることをまとめます
僕がやっている収集心の活かした方
管理方法を確立する
管理するとは、保存と使用のルールをつくり実践することです
集める→使うor 保存するまでの流れを決まっていると、情報が有効に活用され、必要な時にスムーズに使用できます
具体的には
どれを 「集めた情報を」
どこに アウトプットの手段や保存先
いつ 集めた情報を使うタイミング
です
これがうまく回ると調べたことを忘れる、同じことを調べる手間がなくなります
仮説を立てて調べる
調べるというタスクの前に何を調べるのかを明確にするタスクを入れています
そのためにやっていることは仮説を立てることです
〈収集心〉を仮説検証の1つの手段として使うようにしています
例えば
「メールが多すぎて管理できない」
「メールを受信段階で振り分けることができるんじゃないか」
「「メールを宛先ごとに振り分ける方法」と検索しよう」
こんな感じです
調べる内容が具体的で、絞られているので余計な情報収集をしなくて済みます
好きなものを集める
必要なものではなく、好きなものを集めるといいです
なぜかというと収集心が爆発するのは好奇心に従って好きなものを集めているときだからです
義務的な情報収集だと結構つまらないことが多いです
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、収集も好きなものを集めると、自分への定着率が上がります
僕は有意義な情報、必要な情報を集めてしまいがちです
それが必要な時もありますが、調べる内容がすべてつまらなくても必要だからと集めていても、気が滅入るだけです
なので他人にとって無駄なものでも、自分にとっては大事なものを集める時間を増やすようにしています
アウトプットする
よく言われますがアウトプットすることです
なぜアウトプットするかというと、
・自分に定着させたいから
・信頼関係を築く
です
有名ですが、学んだことを自分の定着させるためには教えるのが一番です
また情報には最初は自分が含まれていません
その情報を自分の言葉にしてアウトプットすること、そのアウトプットに対して意見が出たり、自分では考えなかった視点を提供してもらったりして、その情報が磨かれて自分のものになっていきます
僕は人と頻繁にコミュニケーションをとったり、冗談を言ったりして築いていく信頼関係の築き方は苦手ですが、自分の得たものを、それを欲しがっている人に提供することで信頼関係を築く方法ならできると思います
人への敬意を忘れない
今の時代情報はタダ同然で手に入ります。ですが、本来は何についてもコストがかかっているはずなんです
その情報や物は誰かが調べたり、作ったり、考えたり、実験した結果です
なので、情報とその情報を提供してくれる人への敬意を欠かないようにしています
すると情報を雑に扱ったり、無闇に集めようとは思わなくなります
収集心と他の資質の組み合わせ
最初に言ったようにストレングスファインダーの本を読んでいると、「どのように生かされるかは他の資質による」という書かれ方をしています
なので自分なりに他の資質のとの組み合わせを考察します
扱う他の資質も自分の資質上位5つです
〈収集心〉×〈回復志向〉
回復志向が動機になることが多いです
仕事やライフスタイルなどの理想と現在の自分との間を埋める役割を収集心がしています
また蓄積された情報や集めたものの管理が正常に行われているかどうか、回復志向が察知し、原因を見つけては改善を繰り返しています
〈収集心〉×〈着想〉
着想は関連のないものを1つのアイデアにすることができる強みです。なので集めるという資質の収集心とは相性がいいです
まったく別の機会に調べていたものがあるときつながる瞬間がやってきます
そして新しい何かが僕の中で起こり、生活に変化が起きます
逆に着想で得たアイデアが本当にできるのか、どうすれば実現できるのかと、着想を具体的にするためにすぐに情報を集めます
〈収集心〉×〈内省〉
最初に得た情報は平面的です
その平面的な情報を内省することで、立体的なものへアップデートしていきます
またその情報がなぜ必要なのか、何が必要なのか、本当に必要なのかと思考し、収集対象の取捨選択ができるようになります
そのためには内省と収集の時間が必要だと思いますが
〈収集心〉×〈慎重さ〉
慎重さはリスクを見る資質。自分がリスクだと思ったものを安心のために集めます
慎重さは実行するための資質なので、自分のGOサインを出すために必要なものを集めようとします
また集めた情報が本当なのかという疑いの目を向けられるのも慎重さによってかもしれません
最後に
収集心を活かすなら
・管理体制をつくる
・仮説を立てて調べる
・好きなものを調べる
・アウトプットする
・人への敬意を払う
です
集めたものは自分の財産にもなるし、誰かを喜ばせることのできる可能性にもなります
なので僕は収集心を磨きます