行動弱者が「行動する」にはどうすればいいか考えてみた
行動しなくちゃいけないと分かっていても、なかなか行動に移せないという悩みについて書きます。
まず断っておくと、僕自身が行動できない人間です。
最近は、少しずつ行動できるようになってきましたが、もともと行動に移す前にあれこれ考えてしまういます。
なので、この記事は、成功者や行動強者の「行動しろ」というプレッシャーでもなく、カウンセラー的に「君なら行動できるよ」という、励ましもしません。
僕自身がまだまだ行動して、結果を出した人間ではないのでそんなこと書けません。
ただ、行動できない人間なりに、行動できる自分になりたいと思います。
この記事は、そんな行動弱者の視点から、どうすれば自分は行動できるかを考察した者です。
・行動を妨げるのものは何か
・「行動する」とは何か
・問題に対処しながら進む
■行動を妨げるものは何か
・失敗への恐怖
まずよく言われるのが、失敗への恐怖心ですね。
失敗することを怖がってしまうと行動に移せなくなります。
この恐怖心は、失敗した時に周りから攻撃されるのではないかという恐怖心です。
その原因は過去にあると考えられるので、意志や周りの助言だけで改善するのは難しいかもしれません。
解決策は、自信をつけていくことなんですが、これには結局、行動が必要になってきます。
当時の僕にとって同じ職場の人も口では失敗していいと言っていても、結局は自分を攻撃してくる人だと認識していたので、恐怖心をなくすことができませんでした。
・周りからの期待もしくは迷惑
僕は、リーダーを務めることが多かったです。
そうなると、上司の期待と仲間の期待と後輩の期待を背負っている気になって、新人の頃みたいに失敗をしながら、進めていくことが恥ずかしくなりました。
失敗を恥ずかしがると、失敗可能性0%、成功の可能性をが100%になるまで、行動に移せなくなります。
成功可能性100%なんて、ほとんどないけど、成功による利益よりも、失敗による損失を考えてしまいます。
もしくは、自分が失敗することで、周りの人たちに迷惑をかけてしまうことを恐れているのではないでしょうか。
迷惑をかけると、嫌われると感じていると、行動して、失敗して、迷惑かけて、嫌われることが怖くて、行動するときに足がすくみます。
・知識
立場とは関係なく、自分の知識が人よりあると、かえってプレッシャーになって行動に移せなくなります。
知識を持っていれば、むしろ行動できるんじゃと思うかもしれません。
ただ、知識があることで、自分のハードルを上げてしまって
知識を持っているのにできないんですかと言われるのが恐くなって行動に移すことを躊躇うようになりました。
要はインプット過多になってしまうんです。
・危機察知能力
行動に移せないときって、未来の失敗の可能性が分かっちゃうのではないでしょうか?
行動に移せない人は、危機察知能力が高いと思ってます。
危機察知能力の高さ故に、まだ起こっていない問題にも、反応してしまうのかもしれません。
■行動するとは何か
「行動しろ」「行動で示せ」
僕が会社で仕事をしていた時に、ずっと言われていた言葉です。
この言葉をかけられる度に行動しなきゃなと思ってはいました。
この当時の求められていた行動は、営業と企画を出すことでした。
でも求められた行動できない自分を、ずっと責め続けました。
でも、そもそもどうしたら行動したことになるのかを考えたことはありませんでした。
期待される行動の基準は、ともかく、自分の中で行動するとは、どんな行為をさすのか。
行動するを具体的にしたら、目には見えない行動という行為も、実体があれば対処できるかもしれません。
なので、「行動した」と言える基準について考えてみます。
〇行動を大きく捉えすぎ
行動を起こせない自分を考察すると、「行動する」ことを大きく見過ぎていると考えられます。
ただ大きく見えるからといってこれをすれば行動した具体的言える行為を把握しているわけではありません。
でも、自分が行動したと思えるためには、行動したと言える基準が必要ではないかと考えます。
〇行動の「基準は前進したかどうか」
僕の考えた行動するの基準は、「前進したかどうか」です。
例えば、
・Twitterで呟く
・本を読む
これらも立派な前進です。
混同して考えがちですが、行動すると結果を出すは違います。
行動した先に、結果があるだけです。
〇結果に向かって前進しているか
行動した先に結果があると言いました。
そのため、前進とはどこに向かっているのかわかります。
当然、得たい結果です。
結果に対し向かって前進していれば、ただの思考でも、行動だと考えます。
側から見ると、行動してないように見えるかもしれないけど、進んでさえいれば、それはどんなに小さく、見えづらいことでも行動です。
行動の基準を周りに合わせてしまうと、かなり苦しくなるし、結果への最短距離を進見たいが為に、かなり無理している為、途中で限界が来ます。
限界を迎えると、何もしたくなくなったり、精神的な疲労が蓄積されて、動けなくなることもあります。
〇情報ではなく、知識を集めると動けなくなる
行動するの基準は、「前進したかどうか」です。
そのため、前進しなくなった場合、以下の
・Twitterで呟く
・本を読む
も行動ではなくなります。
最初は、情報収集のつもりでも、一歩目を踏み出せる状況なのに、踏み出さずに上記の行為をしていた場合は行動じゃなくなります。
僕が陥っていたのはインプット過多です。
成功させるために情報を集め始めたのに、途中から、行動しないために情報を集めていました。
そうなると、ただただ自分が使わない知識を集めて、自分は賢いと思いたいだけです。
そして、本当は賢くないことがばれないように、行動しなくなります。
インプット過多になって行動できない時は、前進する為に情報ではなく、単なる知識を集めている為、行動につながらないんです。
■問題に対処しながら進む
行動できないときは、問題に直面する前に、問題に対処しようとしています。
当然、行動しなければ、問題に直面しません。
そして、問題に直面するから、前進するチャンスが生まれて、「行動する」に繋がります。
変な話ですが、行動するためには、問題に直面する必要があります。
その為には、前進する必要があるわけです。
〇すぐに始める
行動できない人は、行動しない時間が長ければ長いほど、問題を想定して、動けなくなります。
なので、やると決まってから、やり始めるまでの時間を短くするといいです。
僕は最初苦手だったんですが、ノリで始めてしまうということです。
僕は、以下のことを乗りで初めて続けています
・ブログ
・相談業
準備もなしに、始めたら、すぐやめてしまうと思うかもしれませんが、別にやめてもいいと思ってます。
初めても自分に合わないなとか、やりたくないなと思うことって結構あるので。
でも、それすらやってみないと想像の域を出ません。
始めないと、問題に直面しないので。
〇行動には納得する
人から行動しろと言われても、やる気にならないのは自分で納得していないからです。
納得したとは自分の中で仮説ができた状態です。
仮説とは、これならうまくいくかもしれないという自分の思考です。
自分の思考が納得していれば、行動のハードルはかなり下がります。
行動しろと言われたとき、実際に行動に移す前に、これからやることに自分は納得しているのかと問いを投げかけてみてください。
〇結果が前提にあるからこそ自分は過程を褒める
基本周りは結果しか見ません。過程を見てくれる他人は身内か、著名人の苦労話に共感する時だけです。
仕事では、常に結果が求められます。これはしょうがないです。昔は頑張っている過程を見てくれと思っていましたが、周りにとって自分の頑張った過程なんてどうでもいいんです。
でも過程がいらないかというと、そうではありません。
過程で得た情報や知識は自分の財産になります。
では誰が褒めるのかそれは自分しかいません。
自分だけは過程を褒めていいです。(もちろん褒めすぎは良くないけど)
■最後に
僕自身が全然行動できなくて、悩みました。
今も行動する前はかなり恐くて、頭の中で批判されるかもしれないと思っています。
行動してしまうようになってから少しずつ恐怖心を持ちながら進めるようになったので、これからも続けていきます。