【内省】を活かす環境をつくる【ストレングスファインダー】
えるばです
僕はストレングファインダーの強みの4位に内省を持っているのですが、「これって強みなのか?」って思いました。
即行動が要求される世の中で強みとなり得るのかと不安になりました
ですが今は〈内省〉は「強み」だなと自信を持てるようになってきました
なので今回は〈内省〉を活かすために僕がやっていることをまとめてみたいと思います
目次を貼るので気になったページに項目を読んでみてください
資質について
まず資質について意味を統一します
資質とは個人の思考・感情・行動のパターンです
そして僕はそれぞれを以下の意味で使います
意味 | |
---|---|
思考 | 考え方の癖 |
感情 | 何が好きか嫌いか |
行動 | どのような手段を使うか |
〈内省〉の特徴
過去と現在をを振り返り、未来に生かすことが本来の内省だと思います
そんな内省の特徴は
・深堀りする
物事に対して「なぜ?」と問い続けているし、自問自答をよく行います
・知的活動に多くを費やす
常に何かを考えていて、思考をすることが好きです
考えるだけで幸福度が上がります
・納得するまで考える
どんなことでも自分が納得するまでは動きたくないと思うし、「とりあえずやってみろ」と言われるのが嫌いです
ただ弱みが出ると
・悩み続ける
答えが出ないものをずっと考えてしまい、考えることにつかれてしまったり、他のもっと大事なことに思考を回せなくなってしまいます
・考えないとストレスになる
考える時間が取れないと不調の原因になります
何も考えずに行動するということに気持ち悪さを覚えることがあります
内省を活かすためにやっていること
休む
考えることが得意でも、考えるためには余白が必要です
そのためには体の回復と心の回復が必要です
心の回復とは考え事を整理して、心に余白をつくること
心の回復のためには休むことが一番です
哲学者のニーチェはこのようなことを言っています
疲れたと感じたら、考えることをやめ、休んだり寝たりするに限る。そして、また毅然として活動できるように明日に向かって備えよう
『悦ばしき知識』
心の回復ができないときは世界がグレーです
なので休み方は重要です
1日休みの場合にはちゃんと休めるように前日までに不安を解決して、休みの間に試行しないように気を付けています
放置していると休日も仕事や不安なことを考えてしまい、心が休めないので
また、1日のうちに瞑想する時間を取ることで思考に余白をつくるようにしています
思考を制限する
大事なことを適切に考えるためには、考えない工夫をする必要があると思います
何について考えるかを決めることです
自然に考え事をしてしまうというのは、衝動買いのようなもので、頭の中どんどん荷物を載せています
なので買うものを選択肢するように、思考を減らせば頭も軽くなりますよね
そのためにやっていることは
・頭の中で思っていることを書き出すこと
・考えることで何を決めたいのかを最初に決めておくこと
です
また、思考の方法も型をつくり余計なものを考えない工夫をしています
参考にしたのは『ゼロ秒思考』です
内省が発揮できる環境にいる
いつでも考えていますが、それが気持ちよくできる環境を積極的に作っています
気持ちよくできるというのは、思考がよく進み、整理できて、行動することができる場所です
「働く」を考えると、急に話しかけられたり、説明不足で仕事だけ押し付けられるようなところは向いていません
考え事をするなら静かなカフェや何もない机の上でがおすすめです
また最近気づいたことはスマホを手放している時間が思考を加速させるということが分かりました
なのでできるだけスマホが目につかないようにしているし、スマホを見る用事を減らしています
思考に限界があることを知る
本当に一流の科学者たちは、理性の限界をよくしわきまえているようです
『「普通がいい」という病 泉谷閑示
〈内省〉を持っていると、思考にとらわれがちです
ですが、磨いていく、大事なところで使うなら感性も磨くことが大事です
そのために思考には限界があること、考えても答えが見つからないものがあることを知って、それらを思考から捨てることを心がています
一回だけやってみる
考えすぎの抑制のために安易な手段で出来るなら一度やってみています
〈内省〉も慎重さも失敗=取り返しのつかないことという思い込みから慎重になってしまうと思うので小さなことでもやってみると失敗しても別にいいよねと思えるようになります
なにか不安でもやってみてから良くなる方向に思考することを覚えています
他の資質との組み合わせ
〈内省〉×〈回復志向〉
自分を反省することに向けられます
弱みとしてみると自分を批判して傷つけてしまいます
なので批判的にならないように気を付けて、改善することまでを考えるよう心がけています
〈内省〉×〈着想〉
着想が思いついたものを内省が自問自答して磨いていきます
着想が作家だとしたら、内省は編集者の役割を果たしているというイメージです
〈内省〉×〈収集心〉
収集したものを深堀して、情報の選択をします
また内省のために必要な情報を集まるために「何を集めるか」と自問します
どちらの資質も時間を使うので収集の時間と内省の時間にメリハリをつけるとどちらもはかどります
〈内省〉×〈慎重さ〉
スピードが求められる時代だと思っている自分が扱いに困った資質同士です
2つ持っていることでかなり不安になります
うまく使えばリスクの検討と再検討をしてくれます
自分への質問は「それって本当にリスクか?」です
最後に
内省を活かすためにやっていることは
・休む
・思考を制限する
・環境をつくる
・やってみる
です
思考することが得意だからこそ思考しないことを意識してもいいと思います
また考えるのは行動のためだと考えると、より〈内省〉が鍛えられます
僕は自分で考えて動くために内省を磨きます