問題解決をしたければ「悩む」のではなく「考える」必要がある
人間関係、お金、キャリア、進路など生きていると悩みは尽きないものです。
生きてきた中で一度もは悩んだことがない人っていないんじゃないでしょうか?
僕は思春期を迎えた中学生の頃から現在に至るまで、常に悩みがある毎日を過ごしています。
ただ、悩んでいる量に対して、解決した量ってかなり少ないんですよね。
それは僕が、悩んでいるだけで、考えていなかったからです。
ときには、時間や周りの人が解決してくれて、自分は悩んでいるだけで解決したこともあったかもしれません。
でも、そのとき自分よりも周りの人が解決してくれたりしただけで、自分自身の問題解決能力はまったく育ちません。
そのため、いつか自分自身で解決しなければならない問題に直面したとき、どうすればいいかわからなくなってしまいます。
そのため、今現在自分の問題でさえも人の助けを借りている人でも、今のうちに問題解決能力を育んでおく必要があります。
「あー全然できないわー」と思っているだけでは、何も変わりません。
悩むとは
頭の中でグルグルと回っている状態です。
しかもかなり漠然としていいます。
人は放っておくとネガティブな思考になってしまう傾向があるので、悩みがどんどん悪い方向にいってしまいます。
考えるとは
解決に向けて考えるということです。ということは解決するというゴールがあるということです。
悩むと考えるの違いは
悩むが問題それ自体に意識が向いているのに対して、
考えるは解決方法に目がいっています。
そのために既にゴールが定まっている状態なんです。
なぜ悩むのか
これは本能的に解決策に移ることを拒否しているからです。
なぜ拒否しているのかというと、解決を図るということは今のままではいられないということで、
今のままでいられないということは、現状の安心を手放し、痛みを伴うことをしなければいけないからです。
ですが、痛みを受け入れないと前進はありません。
なので考えるには、もう悩まないと決めるか、解決することを決断しなければなりません。
悩むから考えるにするには
覚悟をする
まずなのよりも現状を変えることへの覚悟を決めることです。
悩んでいるということは自分にとって重要なことだと思います。
ですが、なかなか踏み出せないのは覚悟を決めていないからです。
なぜかというと人間は現状維持することが生存本能であるので、何もしないでいるとその現状維持の本能に抗えずに流されてしまうからです。
流されないためには絶対に解決するという覚悟が必要です。
ではどうやったら覚悟が決められるかというと、情報と自分の不安を消すことです。
書いて何に悩んでいるか具体的にする
頭の中で考えていると、思考がグルグル回ってしまってまとまらないです。
また自分の悩みの根本がわからずに心がネガティブな方向に行きます。
なのでまずは紙に自分が何に不安を覚えているか書き出してみることです。
そうすると自分の思考が言語化されて、何に悩んでいるのかはっきりしてきます。
そしてそのままその問題が起こっている原因を1枚の紙の上で目に見える形で書き出すことで、悩むが問題を解決するために悩むという方向に行きます。
考えるための余白を作る
今の世の中欠けている部分かなと思うのがこの余白の時間です。
考えるのって実は結構時間と体力を使います。
悩んでも考えても頭が疲れるじゃないですか。
だから疲れていたり、時間が取れなかったりするとなかなか悩むことから抜け出せないと思います。
また悩みがいくつもあったらそれだけで頭の中はいっぱいになってしまっています。
慣れてくればもっとスピードを上げて考えることもできますが、今までやったことないことをいきなり早くはできないと思うので、自分が悩んでいると思うなら、まずは自分の心と時間の余白を作ることが大事です。
最後に
僕自身の話です。ずっと悩み続けてなかなか前に進むことができませんでした。いまでも放っておくとすぐ悩んでしまいます。
ですがやっぱり悩んでいても、何もしなければ解決されないし、悩み続けるのはここ悪露への負担が大きいと思うのでできるだけ、悩まずすぐ考えるようにしています。