えるばブログ

3年前の自分に言いたい人間関係・性格との向き合い方を書くブログ

やる気が出ないときは、欲張って急成長を期待しすぎたときだ

f:id:erba15:20191219203210j:plain

最近はやる気のある人ない日を交互に行き来している。
特に何かを見て、やるぞという気になるというよりは、朝起きた瞬間、なんとなくその日はやる気があって「やってやるぞ」って気分になる。

逆にやる気がない日は、朝からやる気が起きない。
とくに寝てないとか、食べてないとかではなく、前日のやる気がすべてなくなってしまっている感じ。
感覚を共有するのは難しいけど、5月病みたいなものだろうと思う。

調べてみると5月病は、4月にこれから頑張るぞと張り切りすぎた人が、頑張った環境に適応できず、5月になってから、やる気をなくす症状のことらしい。

この環境とは何なのかと考えてみると、100%自分に合わない環境というよりは、自分には手に余りすぎる環境なんだと思う。
脱衣所から45℃のお風呂にいきなり入るには熱すぎる、シャワーでお湯に慣れたり、足先からちょっとずつ入れば慣れてくると同じ温度でも案外入れたりするのに近い。

つまり5月病にならないようにするには、いきなりではなく、少しずつ自分を環境にならしていく必要がある。

その点から考えて、最近の自分の行動を考えると、やる気があるときは、たぶんめちゃくちゃレベルの高いことをやろうとして、自分に革命を起こしている。
でも、今までの自分にとって革命後の自分がいる環境は、はっきり言うと合わない。
革命後の環境は、自分の手に余るから。

それでも、自分の手に余ることをやろうとするのはなぜなんだろうか?
今の自分ではだめで、新しい自分になろうとするのはなぜだろうか?

僕の場合は、手に余る欲が出た時だと思う。

例えば僕は今ブログを書いているけど、ブログを書こうというやる気をなくすときはだいたい欲深くなる時だ。
もともと書きたいや伝えたいから始めたブログなのに、ときどきお金を稼ぐことだけを考えて書こうとするときがある。
その日は、それをモチベーションにして、稼ぐにはこうすればいいのか、と情報を得てやる気が持続できるけど、次の日はその情報の凄さと今の自分とのギャップでやる気をなくす。

稼ぐのは良いことだと思うけど、その前に自分の書きたい気持ちや、伝えたいことを無視して、稼ぎたいだけになると、それはただの欲だ。
そしてその欲は今の自分にとっては手に余る。

では、手に余る欲を欲するときはいつか?
それは、手っ取りゴールにたどり着きたいと焦っているときだ。

今までいろんなことでやる気を失ってきたけど、だいたいキーワードは早くだった
ブログの場合だと、早く稼ぎたいと焦り、手っ取り稼げるノウハウを手に入れようとする。
今は検索すればわかるので、情報を得るのは簡単だ。
だけど、それを実践しようとすると、自分とのギャップで驚き、今の自分では難易度が高いことが分かる。
難易度が高くても時間をかければできるけど、時間をかけてやることを継続するのは難しい。
だから、次の日には完全にやる気をなくしている。

でも、何かをある程度ものにするには継続していくことが必要だと思う。
そのためには、やる気も継続していかなければいけない。

そのために僕は、早く成長しようとするのを辞めればいいのはと思う。
正確には、自分の急成長を期待しないということ。

焦っているときは、急成長を期待して、そのためにうまくいっている人のノウハウを使って手っ取り早く手に入れて、実践しようとする。
そこには、この情報さえあれば、自分は急成長できる・変われるという期待があるのだと思う。
そして、そこに期待するのは、情報を発信している成功者が一気に変わったという勘違いをしているからだと思う。

確かに、成功者はある時点から急に出てくるから、そう見えると思う。
でも実際は、その時点に到達するために、かなりの時間成功したことを続けてきている。
そして、その期間少しずつ変化や積み重ねをしてきたから、一気に上手くいく時点に到達している。
上手くいっている人の話を見ていると、だいたい積み重ねの時間が必ずある。
その期間を無視して、自分はノウハウを学べば、一気に変われると思うのは傲慢だ。

だから、一気に成長しようと欲張るのは辞めにする。
欲張って、急成長を期待せず、今できる最善を心掛けて少しだけ変化を加える。
それが、自分と環境を合わせていくことだと思う

最初はだるい気持ちで書き始めたこの文章だけど、書いているうちに自分は考えることが好きで、考えるために文章を書いているということを思い出した。