お金がなくても与えることができる仏教の無財の七施を紹介
人に価値を提供したいけど自分には資産もないし、知識もないと思ってなかなか踏み込めない人がいると思います
僕もその一人でした
ですが、何もなくても自分の身ひとつで与えて、自分も他人も幸せな気持ちになれるという考え方が仏教にあったので簡単に紹介したいと思います
無財の七施
眼施
優しいまなざしで人に接することです
とはいってもなかなか難しいと思います
なので意識的に自分の思う優しいまなざしを向けつつ、相手を理解しよう、話を聞こうというところから始めてみるのがいいです
和顔悦色施
にこやかな顔で接することです
会社や学校でどんなにいらいらしても人前でそのイライラを見せないという心掛けが大事です
また、メールなども普段質素な人は顔文字をいれて少しでも相手が良い気分になるように努めましょう
これくらいならだれでもできそうです
言辞施
優しい言葉で接する
挨拶をしなかったり、返事から無関心さやイライラが伝わって嫌な気分になりますよね
自分が感じているならばそれを他人にはやらないようにしましょう
元気な挨拶や返事もいいですが、苦手ならはっきりした口調でまずは言ってみてください
またコンビニの店員さんに「ありがとうございます」と言ってみるのもいいです
身施
良いと思ったことは実行することです
成長過程で良いことを実行することが恥ずかしいことのように扱われてきたかもしれませんが、自分が良いと思ったことは思い切ってやってみましょう
それが当たり前になると周りのことが気にならなくなります
あなたが思ってっていることは間違いなく良いことです
席を譲るでも、荷物を持つでも何でもいいと思います
床座施
場所を譲るということです
電車の席を譲るということも含まれ、連想しやすいことだと思います
また、地位を譲るという意味があるので、今やっている仕事を敢えて手放し本当にやりたいと思っている人に譲ってしまうということも含まれます
四角大輔さんという方の本にも書かれていましたが、地位を譲ることで結果的に自分の本当にやりたかったことが舞い込んでくるそうです
房舎施
自分の家を提供することです
僕はこれはできないと思います
休憩場所としては提供できるかもしれませんが、宿として厳しいです
なので、雨宿りの場所としてぐらいにしておきます
また傘に入れるというのも含まれるそうです
心施
他のために心配ることです
自分が良く見られたいから心配りをするふりをするのではなく、相手をよく見てやってほしいことを想像して、実行すること重要です
全部で7つありますが、いきなり全部を始めるのではなく一つに絞って実行してみるといいです。
また、この考え方はあくまで相手と自分が幸せになるための考え方なので自分が無理してやっていると思うことはやらずにいる方がいいです
そのほうが自分も他人も幸せなので