無趣味だったけど、「勢い」を大事にしたら、大人になってから趣味が増えた。
社会人になって、趣味がなくて、仕事だけしてつまらない。何か趣味を見つけなきゃと思ってもなかなか見つからない。それでも趣味は見つけらずにいました。趣味に対する考え方を少し変えました。
僕は現在25歳なんですが、24歳ぐらいまで、「趣味は?」という質問に口籠ってしまう状態でした。
休日やることがないと、また何もしない休日を過ごしてしまったと、失敗したわけでもないのに無力感に襲われていました。そして最終的に適応障害なりました。
無気力で病気になってしまうこともあるんです。
だけど、この1年で、いくつか趣味を始めることができました。
趣味を見つけてからは、よく言われますけど、充実しますし、なぜか仕事や他人との交流にも自信がつき始めました。
この記事では、無趣味を引き起こしている、興味はあるけどやってない、何にも興味が湧かないという、高いハードルがなくなって、自分の趣味は〇〇です。と言えるようになった経験を書きます。
■趣味に対するハードルが高い
現在、以下のように趣味が増えました。
現在の趣味
映画鑑賞
漫画
散歩
お菓子作り
野菜作り
最近タイムとローズマリーを育て始めました。収穫は1年後らしいけど、どんどん大きくなってるハーブを見るのは楽しいです。
多趣味とは言えないけど、無趣味な時に比べれば、だいぶ多くなりました。どれも、社会人になってからできた趣味です。もちろん趣味を持てなんて、趣味を義務化する必要ないですけど、あったほうが楽しいには事実です。
だけど、24歳までは、ただ仕事のことを考えて自分の趣味を持っていませんでした。
なぜ全く趣味を持てなかったのか、僕には以下のような理由がありました。
■本当は趣味を持っている。
無趣味を考えたとき、大きく分けると、本当にない人とあるけど本人が趣味と認識してない場合があります。
なぜ本人が認識していないかというと、趣味を過大評価しすぎているからです。例えば、オタクレベルで詳しくないといけないとか、毎日や休日はいつもやっているなど頻度や熟練度が高くないと趣味として不足していると思ってしまうなどです。
でも実は、そこまでじゃなくても自分が好きで、一回でもやったことあるならそれは立派な趣味だと思うことにしました。
この認識の入れ替えで、趣味に対する気負いがなくなって、全然詳しくないけど、趣味にしていいよねと思えるようになりました。
もし熟練度や期間でマウント取ってくる人がいたら、無視しようと思ってます。
●聞かれたとき
とはいっても、趣味はと聞かれたとき、期間や熟練度がないと、趣味を聞かれたときや、共通の趣味を持ている人と話しづらいと思います。
その時は、教えてもらう映画だったら自分は1つ観ました。オススメありますか、みたいに教えてもらうことで会話のきっかけにします。
●読書が好きなんじゃなくて作品が好き
読書や漫画が好きなんじゃなくて、特定の作品や作者が好きな場合も、「別に読書が好きなわけじゃないしな」と思いながらも、「趣味は読書です」と言ってしまいます。
■実行しないとわからない
次に本当に趣味がない場合です。本当に趣味がない状態を大きく分けると、やったけど趣味にならなかったか、まだやってないかに分けられます。
やったけど趣味にならなかった場合をさらに分類すると、自分に合わないかったか、印象が悪かったに分けられます。
合わないのはもうしょうがないので、いいです。無理して続けると、むしろ体と心に悪いです。
もしやったけど最初の印象がよくない場合は、より面白いものや良いものに触れるといいかもしれません。例えば、初めてサッカー観戦に行った試合で0ー0の引き分けだったら、正直つまらないと思ってしまいます。
これは運ですが、食事なら美味しいものなど、良いものから触れると良いきっかけになるかもしれません。
でも僕の場合、趣味を見つけられない原因の多くは、実際にやってないからです。
僕にはやりたくてもやらなかったことがたくさんあります。なぜやらなかったのか、そこに無趣味になってしまう原因があるのではないでしょうか。
■お金をかけたくない
何かを始めたいときに、躊躇させたのは、やはりお金をかけたくないという理由はありました。特に道具を揃えなければいけない系は、値段を気にしてました。
やりたいことでも、値段が貼るものは手が出にくいです。
子どもの頃、親に遠慮して、おねだりしてこなかった人は、大人になって自分で管理できるお金が増えても、我慢癖が残っているのではないでしょうか。
そこで、僕は、何事も最初は無料もしくは安価で、初めてみることにしました。簡単に言うと、代替え手段を試してみるということです。
釣りを例にすると、海釣りに行くのではなく、釣り堀に行ってみました。
自分にとってハードルの低いことで、最初の一歩を踏めたことで、釣りをしたいという思いを叶えることができました。結局釣りは好きだけど、続けなくてもいいかなと思ったので、やっていませんけど、続けなくていいと気づけたことが収穫でした。
代替え手段
カメラ→スマホで
映画→レンタルで
釣り→釣り堀で
絵を描く→家にある紙とペンだけで
結局釣りはそこまででもないですが、趣味と自覚している映画はレンタルで、100円ぐらいで借りるし、今だったら見放題サービス月1000円ちょっとで、かなり充実しています。
僕は『アベンジャーズ エンドゲーム』を観てからマーベルのファンなので、「ディズニー+」を利用しています。
また、アニメや日本のドラマや映画を見るときは「U-NEXT」を利用しています。
お金を気にして、手が出ないなら、無料や限りなく安価なもの、自分にとって簡単なことから試してみると、始めやすいです。そこからより深くやりたいということあれば、趣味にお金を使う選択をしてもいいのではないでしょうか。
■無意味だけど、やりたいことには素直になる
無趣味で悩む社会人にとって、お金よりもそれって意味あるのかと思ってしまいます。
僕が以前あった人で成功者は漫画を趣味にしている人が多いから、これから漫画を趣味にするといっている人がいました。きっかけはどこに転がっているか分からないので、そんな動機でもいいと思います。
だけど、意味あるからやるって、ほとんど仕事です。そこで続く人はいいですが、逆に意味ないと思ってしまうからやらない場合もありました。
特に学生時代に勉強をがんばらなきゃと勉強や将来につながらないこと以外の時間を無駄だなと思っていた人に多いです。(僕です)
でも、趣味って自己満足です。自己満足だと思えたからこそ続けられたんだと思います。続けていくと出会いのきっかけになったりといつのまにか意味あるものになっていくんだと思います。
また、1度始めたからって、途中でやめちゃいけないということもないです。ペットなど自分以外に迷惑がかかるもの以外なら、いつ辞めていいと思ってます。
そう思うと、また1つハードルが下がります。
僕は一人で楽しむ趣味ですけど、最初から趣味を通して交流をしたいなら趣味サークルって探せば色々あるので、入ってみるのも一つの手です。
趣味は無意味だけどなんか楽しいから初めると徐々に楽しくなってきます。
意味あるかどうか考えずに、自分がやりたいと思う気持ちを大事にしたら、趣味を見つけられました。
■やるべきことをいかに早く終わらせるか
お金もあり、やりたいこともできたけど、実行する時間がないと言うのが、忙しい大人の悩みです。
でも人の時間は、平等に1日24時間と決まっているので、趣味の時間をつくれる人と作れない人の差は、時間が足りないのではなく、時間の使い方にあるように思います。
そして、社会人にとって多くの時間は「やるべきこと」に使う時間です。この時間をいかに少なくするかで、趣味に使える時間も増減します。
「やるべきこと」を終わらせて時間を作りたいと思った時に、参考になったのは以下の本です。
核となる仕事に集中することで、圧倒的に早く仕事がおえらることを学びました。
成果の80%につながることは、全体の20%など、大事な部分に集中して、「やるべきこと」自体の時間を減らせます。
■勢いも大事
いろいろ書きましたが、僕に足りなかったのは、やりたいと思ったときに実行する「勢い」でした。
いろいろ書いたものは、「勢い」を妨げる要因です。
「勢い」を大事にするとは、自分の気持ちに素直になること自分のです。
自分の気持ちを大事にすれば、生きてて楽しいと思えます。
■趣味が充実すると、仕事にも影響する
社会人になってから無趣味な理由を、趣味への過大評価、お金、有意義、時間に分けて考えてみました。
自分の認識を変えるか、実際に試してみることで僕は趣味を見つけて楽しめています。
趣味を楽しむことで、仕事や他人とのコミュニケーションも楽になりました。
次は絵に挑戦したいです。