えるばブログ

3年前の自分に言いたい人間関係・性格との向き合い方を書くブログ

我慢は体に毒だ

真面目な人って人生の中で我慢している人が多いのではないでしょうか?

 

これまで親や先生にそれはやっちゃダメ、これをすればいいと自分の好きなことより、やるべきことを優先してきて、我慢を強いられてきました。

 

成長過程のどこかで、反発して、その呪縛から解き放たれる人もいるでしょうが、全員がそうではなくて、ずっと我慢を続けて癖になっている人も多いのではないでしょうか?まさに自分もその一人でした。

 

我慢しているのは短期的にその場を収めることに役には立ちますが、その都度ストレスが溜まっているので、長期的にみるとかなりのストレスの負債を抱えることになります。

 

僕は中学生の頃、あまり自分の好まないいじりをされ続けて、その場は、軽く流していたのですが、そのいじりをやられ続けた結果、一年に一回、マジ切れしてしまいました。

 

年を重ねたとしても、家事をしない人がいても、言うのが怖くて黙っていたら、イライラが蓄積して、その人間関係自体壊れてしまいました。

 

今振り返ると結果的にマイナスの結果になっていることが分かりますが、当時は好き勝手やるよりは良いことだと思っていました。

 

だけど成長してみると、案外好き勝手やっていた人の方が幸せになっていて、我慢を続けていたのは、デメリットの方が大きいと気づきました。

 

我慢しているって、自分の思いを外部に発信できず、他者の行いに納得していないのに、従っている状態だと思います。

 

自分では納得のいっていないことを無理にやっているので、ストレスが過剰にかかります。なので精神的に良くありません。

 

さらに、ストレスが過剰にかかっていると、発散するか、ため込むかになると思います。

 

発散するとしても、発散のために衝動買いや暴飲暴食など、普段使わないようなお金の使い方をしたり、一日中寝込んだりしなきゃいけません。

 

また、ストレスをため込むと、うつ病やその他の病気にかかりやすくなって医療費がかさんでしまいます。

 

このように、お金が余計にかかってしまうので、経済的にも損失が大きいです。しかも嫌なことをストレスをため込みながらやっていると、生産性も下がるので、収入も増えずらくなります。

 

そして我慢することで一番よくないのは、今の自分の人生を生きられないということです。

 

我慢して自分を押し殺しているということは、我慢していない他人がいるということです。

 

他人が自分と同じわけはないのでですが、その他人に自分の人生を委ねてしまっているので、自分の望みと矛盾したりしていて、結構苦しくなります。

 

他人に迷惑をかけないように自分を押し殺していて、それを長年繰り返していると、いつの間にか、自分の望みが分からなくなってきます。

 

また、いま我慢すれば、将来は必ずよくなると思っていても、結局はそれは、未来に自分を委ねて今を捨てているので、今の時間を過ごしていないし、不確定な未来に自分を預けちゃっているので、今の自分はつらいままです。

 

もし、目標があって、多少の我慢が必要だったとしても、最低限の今の自分のニーズは満たしてあげないといけないです。

 

僕は、何かやることがあると、趣味もやらず、寝る時間を削ったりしていたので、体を壊して、長い間回復に時間を使わなければならなくなり、時間をロスしてしまいました。

 

ではなぜ、我慢をしてしまうのか。

 

まずは我慢することで嫌われないようにしているから。

 

我慢している人って、我慢することによって、相手の気持ち答えて、しがみつこうとしているんですよ。そして相手もそれに依存しているような人間関係になってしまっています。

 

それは、親子、上司と部下、友達、仲間、全部そうです。

 

自分が嫌われないための方法として我慢しているんです。

 

あとは自分の自信がない状態。

 

自分に自信がないから、自分の意見よりも他人の意見に責任を委ねてしまうんです。そうする方が楽だから。

 

また、自身がないので、自分が無条件で受け入れられないと思っていて、自分が受け入れられるための条件として、我慢して取り組むことが必要だと思っているんです。

 

その他、我慢しているときって経済的に余裕がなくて、自分の欲しいものを変え中たたり、時間がなくて出来ないなんかもありますね。

 

メリットとしては、我慢していたものをパワーに変えて頑張れるということもあるけど、それは一部の人であって、全員ができるわけじゃない。

 

では、どうすれば、我慢せずに自分を押さえつけずにいられるのか。

 

ひとつは、我慢しなければ成り立たないような環境や人間関係をやめるというものだ。

 

自分が我慢することで成り立っている関係は健全ではないし、長い目でみると、自分にとって複利的にストレスが溜まっていくし、関係者にとっても、そのストレスが原因で倒れられたら、結局迷惑をかける。

 

いきなり、辞めるのはそれはそれで迷惑がかかるし、自分にとってもハードルが高いので、その関係に費やす時間を少しずつ減らしていこう。

 

何かに誘われたら、架空でもいいので別の用事をつくる。忙しい振りをする。など

 

あとは、離れる前に別に場所をつくっておくのもいい。新たなコミュニティでもいいし、転職先でもいいし、熱中できる趣味でもいい。

 

そうすると、そこから離れて不安という気持ちが少しは軽減できると思う。一つに依存するのは危険だと思う。

 

我慢しすぎる人は自分に自信のない人であることが多いと思います。

 

なので、自信を持つことが、我慢を辞めるために必要です。

 

自信を持ってない人は、今まで自分の判断で成功体験を積んでいないか、自分の判断で何かを成し遂げた経験が少ない人だと思います。

 

そんな人にいきなり大きな成功体験はハードルが高く、挫折して、さらに自信を無くしてしまうと思うので、最初は確実に達成できることを実践してみて、自分はできるということを少しずつ実感していくのがいいです。

 

そして、ちょっとずつ挑戦のハードルをあげていくといいです。

 

あとは自分の望みを叶える習慣をつけることです。

 

我慢して生き続けていると、他人の望みばかりで、自分の望みが分からなくなってきています。さらに、ここからいきなり自分の望みを探そうとしても、長年自分の望みに蓋をしていて、それが癖になっているので、望みが出にくくなっています。

 

そうすると、他人の望みを自分の望みだと勘違いして、一緒に他人の望みを叶えようとしたり、自分の望みが分からなくて迷走してしまいます。

 

なので、最初から大きな望みを探すのではなく、今すぐできるような望みを叶えてください。

 

肉が食べたいとか、映画が見たいとか、今まで我慢してきた分、わがままに自分の欲求を満たしてみてください。

 

そうやって満たしていくうちに、望みが出やすくなって、新しい望みが出てくるようになりますし、やってみると自分の望みとは違うものが出てくるので、自分にとって大事なものとそうでないものの区別できるようになります。

 

我慢するっていうのが、思考の癖になっているならまずは小さなことから変化させていけばいいです。