『内向型を強みにする』を読んだ
人と一緒にいるだけで理由もなくストレスを感じたり、周りの人と歩調が合わないなと感じている人はいませんか。何を隠そう僕もそういう人間の1人です。
そんな悩みを持っているとき古本屋で『内向型を強みにする』をみつけた。
この本では人には脳の働き方を内向型、外向型に分けて内向型の人がなぜ生きづらいのか、武器にするにはどうすればいいか筆者の経験やインタビューを例にあげて解説している。
内向型とは
自分や他の人たちの内面、つまり、体験・思考・夢・願い・空想などに興味がある。
ざっくりいうと大勢でいるよりも、一人で考え事することによってエネルギーを得る人みたいです。
内向型は全人口の25%しかいない
まず内向型の人が息苦しさを感じる理由として、現在の世界が外交型の人向けに作られた世界であることを述べている。左利きの人が右利きの世界で生きているように。
そして現在の世界は外向型75%の世界で生きている。そして内向型の人はその世界への適応をしばしば強いられてきた。
よりよく生きていくためのアイデア
さっき言ったように内向型の人はエネルギーの充電を自分の内に求める。そのため1人になる機会を意図的につくることが必要である。そうなると罪悪感を覚える内向型がいるかもしれないが、自分に必要なこと、休んでもいいということを認識しよう。
自分の機能であると認識する
内向型の人は自分を責める。だけどそれは仕方がないと割り切ることが大事。人間の脳には悪いことが起こるとネガティブになる働きが元々ある。それを意識的に弱め良き理解者になってもらう努力をする
理解を求める
信頼できる人には自分の気質を宣言し、理解してもらう。理解できない人はストレス源なので離れてもいいはなれてもいい。
コントロールすることで本来の力を発揮する
どんなに駄々をこねたところで世界は変わらない。だけどその世界の中で生きる方法は自分を捨てて擬態する以外にもある。
それは自分を知ること。自分はどれくらいエネルギーが残っているのか、何をしたらどれくらいエネルギーを消耗するのか、エネルギー回復に最も適しているのは何なのかを知る必要がある。
こういう概念があることを初めて知った。
正直、そういうのを強みと思ったことがなかったので驚いた。
今回はざっと読んで目についたところを書いたので、他の本も読んでもうちょっと深ぼって考えてみたい。